たまには社会ネタを一つ。
今日、SFCG(旧商工ファンド)が会社更生法を申請したそうです。
弊社は取引はありませんが、強引な追い込みや高い利息など
問題はありましたが、よくも悪くも中小、零細企業の味方でした。
大手の金融機関が貸し渋りしている今、中小が借りれる所といえば
ノンバンクぐらいしかありません。
弊社はノンバンクとの付き合いはありませんが、
ノンバンクにお世話になる法人は多いはずです。
時流とは利息制限法による過払い返還などでSFCGは収益が悪化したと聞きます。
もちろん、悪質な業者や闇金対策などによる利息制限法のための法律規制ですが
ほとんどの中小企業は運転資金などで借金をしながら会社を運営しています。
だからこそSFCGのような商工ローンの存在意義があったのだと思います。
高利でも借りたい、貸したい需要と供給が一致していているわけですから。
美容業界も一緒ですね。独立や新規出店するに際して機械の導入も含めて
リース契約を締結しますが、それも今やなかなか通らない状態です。
個人のクレジットもしかり、今や高額商品は契約できない状態になっています。
当然経済が右肩上がりではないわけですが、それなりの規制は必要でしょうが
本当に需要があるものに関しても物を買えなかったり、物を売れないというのは
資本主義経済においていかがなものなのかと感じます。
にも関わらず、新銀行東京のように融資枠をダミー会社などにジャブジャブ貸し出して
銀行を破たんさせる事を行政がやっているのですから変な事だらけです。
政治家も官僚ももう少し、下じもの実態にあった法案であったり、法律を
作ってほしいものです。
法律や制度を利用して悪いことを考える人も沢山いますが、
本当にまじめにやっている方もいると思うのでそういう方を救済してほしいですね。
また、規制する一方で法人税をやすくするとか飴と鞭をうまく使えないものでしょうか。
このままでは日本で起業しようとする人は間違いなくいなくなるでしょうね。
まあ、最近いろいろな話をいろんな方とお話していると中小企業でなく
上場企業の経営者も必至です。
本当にみなさん必至です。
でも反面、僕は時々、マン喫で書類をプリントアウトしに
よるのですが、昼間サラリーマンでいっぱいです。
いやいやいや、あなた達昼間何をしているの?というほどいます。
こんなところで仕事?
まあ、でもそれを見るたびに
「今のうちにさぼっておいてね。
僕は今からグンと差をつけるからね。」
と思います。
ここで踏ん張るか踏ん張らないか、
1年後えらい差でしょうね。
この不景気乗り越えましょう!!