私といえば、自他ともに認める愛妻家であるが(セックスレスだが、本日131日は愛妻の日らしい。アルファベットのI(アイ)と31(サイ)ってことらしい。誰が考えたんだよwすげーこじつけだなww

 

 愛妻といえば、妻と出会う2年ほど前、約10年ほど付き合った彼女と色々とあり、断腸の思いでフッタ。自分から別れたとはいえ、10年という月日を経てのそれはなかなかにヘビーであり、その足で行きつけの小料理屋に行き、ヤケ酒めいた酒をあおった。…飲み始めて二時間ほど。したたかに酔っぱらった頃、心臓が止まりそうになる。とある女子から5年ぶりのLINE。なんでも、出張で当地にくるから久々に会いたい、と。…まじか。

 

 その女子は私が童貞時代から好きだった子で、他の相手と付き合っている間も、ずっとどこか心の中でひっかかっていた。いわば15年に渡る片思いの相手だったのである。一時期良い感じだった頃もあったのだが、スーパーチキン童貞であった私は、あとヒト押しができずに疎遠になった。…そして、別れたその日に久々の連絡。


このタイミングは神がかっている…。


これは運命だ…。


間違いない!

この子は俺の運命の相手だ!!!


この子と…


結婚

するんや!!


 私は当たり前の様に確信した。捨てる神あれば、拾う神ありか、と。カウンターでひとりショボくれていた私が、突如テンションを上げた様をみて、それまでの事情をすべて知ってい店の親父は気味が悪かったに違いない。

  

 …そして数日後。5年ぶりに会ったその子を前にして、おぉやはりこの子がオレの運命の相手だったか…とウットリする私。久々にサシで飲みながら、ひとしきり話した後、宿泊するホテルの前まで送って、自信満々に思いを激白




 

そして…










…撃沈w




 

な~に言ってんのー!

…とゲラゲラ笑いながら、ケツを叩かれてフラれた。(当事者ながら、ステキなフリ方である。)


Oh My God...


 …私はごちた。運命なるものを本気で信じていたスピ系キモ独身男の私は、梯子を外されたようで、現実を受け入れられず、ボーゼンとしてしまった。タクシーで帰る様な距離だったが、フラフラしながら、とぼとぼと歩いて帰った。

 

 元カノと別れて、その夜にピンポイントのタイミングでの連絡、そして数日後に再会。あまりに出来すぎたグーゼンに、私は完全に踊らされた。何だったんだアレは…完璧に見えたシンクロニシティからの撃沈…。


神様…


イタズラが


過ぎるぜ…。

 



…と最近まで思っていた。


 が、最近ふと気がつき、解釈が変わった。

 私が今の愛妻と出会うにあたって、あのままだったら障害、あるいはワダカマリになってたであろう二人のオンナが、あの日を境に私の心の中からキレーさっぱり消えた。そういう意味では、あの日、あの事件は素晴らしきシンクロだったのであり、記念すべき瞬間だったのではあるまいか。青春の残尿感もスッキリしたし。

今更ながら、ありがとう、神様!!!

そしていつもありがとう、マイワイフ!!(セックスレスだけど)。


 そんなことを愛妻の日の今日、思い出しました。

 

 本日、禁欲37日目!くそぅ久々にムラムラする!セクスしたいぜ!愛妻とw