教育熱心な妻は、はやくも保育園児の息子に、絵本で性教育を施している。その内容がなかなか興味深い。
 胸、股間はとても大事な「プライベートゾーン」だから、他人には見せたり、触らせたり、勝手に触ったりしちゃいけないよ、というところから始まり、お父さんとお母さんはそれぞれ赤ちゃんの種をもっている、という説明まで。そして裸の男女が抱き合っている絵もあり、SEXの示唆までされている。息子はそれらをみて、うむうむと頷き、性教育の基礎知識を自然に吸収しているようだ。以前、温泉に行った時も、「プライベートゾーンだよ」と股間を隠していた。なるほど、小さいときからこういう風に教えていけば、エロと結びつけることなく、スッと入るのだな、と感心することしきりである。

 さて、なんでこんなことを思い出したかというと、今日職場での会議で、社内の別組織のちょっとエライジジイに、公衆の面前でダメ出しをくらい、大いにイラっとしたからだ。…そして、いやいやオメーにそんなこと言われたくねーよ、と怒りつつも内心嘲笑していたのである。…冒頭のエピソードと関係ねーじゃんとおもうでしょw?でもカンケーあるんすよw…私は、そのジジイが、手コキをされながら恍惚の表情を浮かべているという地獄のような光景を目にしたことがあるからだwwバキバキになったプライベートゾーンを他人がコスられてる姿なんて、フツー見ることありますw??
あの恍惚の表情見ちゃったら、どんなにエラソーに、カッコイイこと言われても響きませんってww

 海外、少なくとも私の知っている東南アジア圏の日本人街に行くと、どこに行っても性的な店が堂々と幅を利かせている。
 最もメジャーで、社交に使われるのが「カラオケ」である。日式カラオケ、などと言われるが、要は個室のキャバクラ+カラオケボックスという感じだ。女にマンツーマン接待を受けながらカラオケに興じるのだ。そのまま女と交渉して、ホテルにお持ち帰り、ということもできる。
 その他にも、いわゆる置屋といわれる場所や、本番ありのマッサージ店など、日本に比べたら激安な性産業が軒を連ねている。まぁ、私の知っている限り、東南アジア、中国、台湾あたりで働く日本人の大多数が、程度の差あれ、そういうものにお世話になっていますねww私の感覚では、現地に住む単身の駐在員なら、だいたいゴルフ、オンナ、酒が休日の楽しみでしたね。私の駐在時は、ゴルフと女は興味なかったので、つるむことなく単独でムエタイして、酒飲んでましたけどww
 自分を棚に上げて言いますけど、エロだらけの日本人街、そしてそれに興じる、日本人リーマン達を見るたびに、サムライの末裔として、情けない気分になるものですwwww…ちなみに、私は、海外では女を買ったことはありません。仕事上の付き合いで、カラオケは行きますけど。私はピロートークとかしたい方なので、言葉の通じない相手はイヤなのですwwあと、立場の違い、経済力の違いにモノを言わせてヤルってのは、なんだか「売春」感が強すぎて、なんか嫌なんですよね。まぁ日本のフーゾクも同じやんけ、と言われれば反論のしようもないんすけど…。

 で、話は戻りますが。数年前に、東南アジア某国に、初めて取引をする当地のローカル会社にネゴに行きました。その時は前述のちょっとエライジジイ含め、4人での出張でした。きっと、太い日本企業を捕まえてやるぞ、と気合が入っていたのでしょう。打ち合わせ後の会食で海沿いの高級シーフードレストランに行った後に連れていかれたのは、高級カラオケでした。
 …うーん。酒池肉林のドンチャン騒ぎとはこういうことでしょうか。女は全員素っ裸、おっさんたちはパンツいっちょ。…で、この異常な状況に、却って醒めた気分に私はなりましたが、最年少の立場として場をシラケさせてはいかんと、全裸でおっさんらの下手なカラオケにあわせてシャドーボクシングをしてました。自分にマイクが回ってきたときには、尾崎豊の「卒業」を全裸で熱唱しましたww…ふと横を見ると、トランクスからコンニチワした汚ねーモノを手コキされて、恍惚の表情のおっさんが…ww地獄やんwww…なんというか、ある意味手厚い接待されてるけど、日本人ナメられてるんじゃね??…と複雑な思いになりました…。
 当たり前のように、女たちはホテルまでついてきて、それぞれの部屋に入ってゆきました。眠かったのと、上述の通り、海外ではあまりそういうのは好きではないとうこともあり、私はチップだけ渡してすぐに帰らせました。

 繰り返しになりますが、、、
あの恍惚の表情見ちゃったら、どんなにエラソーに、カッコイイこと言われても響きませんってww
プライベートゾーン晒すのははプライベートな時だけにしようねって、
息子の絵本を借りて、ジジイのムスコに性教育したろか!!
と思った本日でありました。
 …あ、オレもプライベートゾーンは大事にしないとねww