禁欲19日目。

 今朝もしっかりとギンギンに朝勃ち。過去何度かの経験からすると、開始して数日で朝勃ちがなくなる傾向にあったが、今回はない。減量や緊張などが影響していたのだろうか。いずれにせよ、テストステロンが生きてることを確認できて喜ばしいことである。

 

 さて出勤中の電車内である。いつもの様に同じ場所から電車に乗ると、いつも同じ場所に乗っている可愛い子が今日もいて、ラッキー!と思う。(何となく、懐かしのインリン・オブ・ジョイトイに似てるので、以降インリンちゃんと呼ぶ。別にインリンは好みでもないが、一般的にはかなりの美人だろう。)

 

 インリンちゃんは、ややウェーブのかかった、肩甲骨ほどまでの長い黒髪で、いつも電車ではケータイを見つめている。20代中頃から後半くらいだろうか。いつもは片手にスタバのカップを持っているが、今日はドールのアップルジュースだ。インリンちゃんに気付いたころはいつも典型的昭和の事務職のような膝ちょい上スカートにシャツの上にベスト、その上に上着、というスタイルだったが、今日は白いイヤリング、薄手の黒のパーカーに白いTシャツ、ジャージの様な裾がキュッとした黒いパンツに白いスニーカーを履いている。そして明るい緑のトートバッグ。スタイリッシュだぜ!家から制服を着て行くスタイルから、職場に着いてから着替えるスタイルに変えたのだろうか。

 それにしてもインリンちゃんは肌も白くて綺麗だ。化粧っけもあまりなく、全体を黒でまとめて、白いイヤリングとシャツ、スニーカーが差し色となってステキ。そしてケータイを見つめる、気の強そうな目もとってもステキ!

 インリンちゃんは私のことなど、まったく意識の外だろうし、存在も気づいていないだろう。…が、そんな子をこうしてちょっと離れた位置からじっとりジックリ眺めて描写するという変態的行動をしていたら、なんだかコーフンしてきたぜ。

 キモチワリーとただ切り捨てるなかれ。見るのは合法だしタダだ!そして、私はただの変態ではない。出来れば知的変態でありたい。そして、知的変態こそ、文学を生み出す源泉である。


 おっと、あくびをするインリンちゃんも可愛いぜ!あ、いつもの駅の一個前でインリンちゃん降りた。職場はいつもの駅とこの駅の中間にあるのかな…。


 何度も言う通り、私はスーパーサイヤ人効果なるものは信じてない。が、それを唱える者たちによると、30日を超える頃から、女性からの逆ナン、という現象が起こるらしい。信じていないといいつつもインリンちゃんと何かないかなぁと妄想を膨らませてしまうオナ禁修行者19日目である。でも犯罪や迷惑行為はしないよ。私は一般的にはかなりの常識人だからね。