「ハイスコアガール」を紹介した回で絵が上手でないマンガは苦手と書きましたが、私が絵が上手だなと思う作品がこちら、「エマ」(森薫)です。
マンガ界永遠の課題である人物の顔の書き分けはそこまで巧みではありませんが、背景や「そこにあるもの」の描写がとても上手だと感じます。
中世のイギリスを舞台にした貴族とメイドの恋愛劇ですが、「本当にこんな感じだったんだろうな」という説得力が絵にあります。あとがきなどでよく調べたり、研究していると分かりますが、調べたことをマンガにする技術が高いのだと思います。
森さんの「乙嫁語り」では、その〝説得力〟がパワーアップしています。
