前回紹介した「天使とアクト」は少年サンデーでの連載でした。ふと思い出したのが、発売曜日が同じ少年サンデーと少年マガジンのサンデー派かマガジン派か、という問題。自分ではマガジン寄りからサンデー寄りに移っていったかなあ。
自炊したマンガを見てみたら、少年マガジンは「クニミツの政」(作・安童夕馬、画・朝基まさし)しかありませんでした。でも、記憶をたどってみると自炊はしていなくても持っているはず。倉庫の点検が必要ですね。
さて、この作品、読めば政治がすぐに分かる、すぐに面白くなる。多少マンガ的な表現が強い部分はありますが、学校の教材に使ってもいいのではないかと思うくらいしっかりと作り込まれている。でも、高校生向けぐらいですかね。ある政治家の秘書にまつわる物語は本当にあった話に違いないと思わずにはいられない生々しさと緊迫感があります。