みなさんこんにちは!
記事を見てくださりありがとうございます!
29期から参加させてもらった前村孟(たけし)です。
クラス3とローカルチームを担当させてもらいました。
今回の記事ではボルネオプロジェクトでは「誰に」支援を行なっているのかについて書きます。
主な対象はボルネオ島在住の移民の子供達
主な対象はマレーシアのボルネオ島サバ州の不法移民の子供たちです。
具体的にはこれらの不法移民の子供達で公教育を受けることができず、非政府組織の支援で運営されている学校に通う子供達に授業や企画を行います。
そもそもサバ州は移民の多い地域
そもそもサバ州の人口は、70%が移民とも言われており、非常に移民割合が高い地域です。
なぜこれほど移民が多いのでしょうか。
①マレーシア建国以前の国境問題
出展 : https://www.facebook.com/royalsulusabah/
現在のマレーシアが建国される以前、ボルネオ島はスールー王国というフィリピンやボルネオ島にまたがる1つの国でした。
↑上の写真がかつてのスールー王国の国土です。現在のフィリピン西部およびボルネオ島東部を含みます。
その後1800-1900年代の植民地化やマレーシア建国を経て、現在ではフィリピンと西部地域とは別の国となっています。
しかし当然元は同じ国でしたので、かつてのスールー民族の人々は現代でもフィリピン⇄マレーシアボルネオ島を行ききする際に国境を超えるという意識が薄く、それゆえフィリピンから頻繁にマレーシアへ移民が訪れます。
②フィリピンの治安問題
近年のフィリピンの治安悪化も、フィリピンからマレーシアに訪れる移民数の増加を後押ししています。
ミンダナオ島のイスラム国問題も記憶に新しいですよね。
なぜ移民が対象?
学校に通えない子供が多い
みんなめっちゃ元気です
↑プライバシーでモザイクかけてます。ごめんなさい。みんなめっちゃ笑顔です。
Borneo Projectとして現地の子供達に接する時間は取れなかったのですが、昔別の機会でサバの子供達に授業をする機会があって、その時の様子です。
支援をする側という立場であっても、子供達のエネルギーは半端ないです。必ず自分が元気付けられるし、もっと頑張りたいと思えます。
直近はコロナで厳しい状況が続いていますが、いずれまた活動再開の時期が訪れます。ぜひ今記事を見ているみなさんは興味があれば連絡お待ちしています!
次回は5/11にちゆきが「一緒に活動する現地大学生メンバー」について投稿します!お楽しみに!!!
Instagram: @borneoproject.kk
Twitter:@borneo_project