みなさん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。このブログをご覧頂き、有難うございます。


元銀行員の中小企業診断士で、産業カウンセラーで、メンタルレスキューカウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。

GWもいよいよ明日までとなりました。
私は政治と宗教に関する記事は基本書きませんが、今日は少し政治的な内容になります。

ヨーロッパや韓国など一部の国では、自粛を解除する動きが出てきています。

それはもしかすると北海道が早期に自粛を求めて、一定の効果をもたらしたと思われていたのが、このところ連日東京都に次ぐ感染者が発生しています。


海外でも北海道の例は注目されていて、この二の舞いになるリスクは高いということは世界中の医師や専門家にとっては分かっていることだと思いますが、それでも自粛の解除が広がっています。

昨日、大阪府の吉村知事が自粛要請解除の基準を発表しました。その内容がどうかは私は分かりませんが、目指す目標が数値化されたのは分かりやすくて良いと思います。

まず大前提として言えるのは、人はいつか必ず死ぬということです。

古くはマンモスが死滅した氷河期、ノアの方舟(真偽は不明ですが)、最近ではスペイン風邪など人類の危機と言われる出来事は繰り返されて来ましたが、それでも私は今生きています。


過去に人類が絶滅するかもしれないという危機を人間は乗り切っています。もちろん、かなり多くの方の犠牲を伴っています。


今回のコロナ対策については、いろんなしがらみや忖度もあるのでしょうが、政府の取組みは十分だとは言えません。

持続化給付金も市町村に丸投げの状態で交付が始まる時期にも、かなりばらつきがあります。


こういう有事の対策について必要な事は、とにかく早く手を打つ事です。


孫氏の名言の中に、「兵は拙速を聞くも、未だ巧久しきをみざるなり」があります。


これは守屋淳先生の解説によると、「短期決戦にでて成功した例は聞いても、長期戦に持ち込んで成功した例は聞かない」とあります。


今回のコロナ対策は、とにかく早く手を打っていく事が必要だと思います。そして、それを周知して継続してもらう事が重要です。


北海道のように早く手を打っても、その後緩んでしまってはいけませんし、それを続けるためには続けるための生活保証が必要です。


国が一律で10万円の給付金の交付を決めましたし、各市町村でも支援策について発表されています。まずは、これが1日も早く行われるとともに、次の手を打つ必要があります。


「最初の対策の効果を見てから次の手を打つ」などというぬるい事では、不安がさらに大きくなります。


企業の倒産件数が114社に拡大したと報道されていますが、これは負債額が1千万円超の企業の件数で小規模事業者は含まれていませんし、廃業を選んだ事業者も含まれていません。


とにかく、国は早く手を打って欲しいです。

具体的には事業者向けの給付金の追加交付や、雇用調整助成金の手続きの簡素化を早く行ってください。


財政危機などと言っている場合ではありません。いち早く資金繰りへの不安を抑えることが、安心して自粛できて、次へのチャレンジに向けた取り組みへのモチベーションに繋がるのでよろしくお願いします。


最後までご覧頂き、有難うございました。