みなさん、こんばんは、おはようございます、こんにちは
このブログをご覧頂き、有難うございます。
元銀行員の中小企業診断士で、産業カウンセラーで、メンタルレスキューカウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。
今日は「きれいごとを言うな」と、叱られそうな記事をあえて書きます。
このブログを見て頂いている方の中には、もしかしたら今月の家賃が払えない、銀行の返済が出来ない、光熱費が払えないと悩んでいる方もいるかもしれません。
そういう時につい頼ってしまいたくなるのが、クレジットカードのキャッシング枠やカードローン枠です。緊急避難的に利用するのは仕方がない場合がありますが、その場合は必ず、いつ、どのお金が入ったら返すと決めておいて下さい。そして、決めた通りに返済して下さい。
具体的には今申し込んでいる借入金が入金になったら必ず返済するなどです。
私の経験から言えば、キャッシングやカードローン、リボ払いは安易に使うと必ず、泥沼にはまってしまいます。
繰り返しますが利用する時は、必ず返済する目安を立てて、その通りに返済して下さい。例えば、30万円借りて金利20%で1カ月だと5,000円なので、大したことないと思いがちです。
でも利息の5,000円と元金の30万円は、今手元に有れば払えるのを来月でも良いと思うと気が緩み、気がついた時には利用限度額に到達していたという事がよくあります。
そうなると新たな利用限度額が必要になり、普段は利用しない付き合いで持っているカードに手を出します。
さらに足りなくなった時には、クレジットカード会社などでは利用限度額を超えている方が銀行のカードローンを利用する事が多いです。
クレジットカード会社などの消費者金融会社は、所得制限がありますが銀行は対象外ですから、新たにカードローンの枠が手に入り、さらにその枠も使い切って別の銀行で新たにカードローン枠を作って、挙げ句の果てにこれ以上は無理だという状況になります。
そうなると市中の貸金業者に行き、さらにその枠も使える切ってしまい、闇金融に走ってしまう。最悪の場合はそうなるリスクが有ります。
闇金融は犯罪ですが、そこから手を引くのは相当大変です。闇金融でなくても、一般の消費者金融会社からの請求もかなり厳しいです。
私自身、銀行の関連のカード会社で債権回収をしていたからこそ分かります。時には、債務整理を請負っている弁護士が約束を守らなかったので、強制執行を行ったケースもありました。
余談ななりましたが、こういう時だからこそ、安易に走らないようにして下さい。銀行の返済が出来ないなら、相談しましょう。光熱費が払えないなら、相談しましょう。
それでもしっかりした対応をして貰えないならば、その会社の顧客相談室に訴えると大抵の場合は、改善します。それでも改善しない場合は、それぞれの監督官庁に相談する方法も有りますが、できればそれは避けたいです。具体的な方法が知りたい方は個別でご相談下さい。
最後までご覧頂き、有難うございました。