みなさん、こんにちは
このブログをご覧頂き、有難うございます。

今日は年度末ですがデスクワーク日としていたので、持病の薬を貰いに外出した後は自宅にこもっていた、元銀行員の中小企業診断士で、産業カウンセラーで、メンタルレスキューカウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。

新型コロナウィルスの影響が世界経済に影響が及んでいます。株価が急落し、円高が進みました。私も多少株と投資信託を持っていますが、かなり含み損が出ている状況です。

銀行が投資信託や保険を販売するようになり、からり経ちました。私も最後に勤務した営業店でその業務を行っていましたし、当時AFPを持っていたので販売の成果も上げました。

銀行が販売する商品は様々あるので、販売手数料も様々です。銀行が販売するのは手数料が主な目的なので、新たな商品を取り扱うようになるとその商品の営業に力を入れます。

それ自体は当たり前の事ですが、その営業を行う場合にお客様にとってその商品が合っているかが問題です。これは銀行員に限った事では有りませんが、営業あるあるで、売りたいものがあるとお客様のニーズに合わない商品を売り込む事があります。

特に今のように含み損が出ている人が心配になって銀行員に相談すると、含み損の事を丁寧に説明してからお客様のニーズを確認して、それでもお客様がその商品を売却して別の商品に乗換えを勧めるのが本来の対応です。


基本はそのようにしていると思いますが、中には自分の成績の為に十分な説明をせずに乗換えを勧める行員もいます。

そのような事をする人は、お客様のニーズに合っていないモノを平気で勧めます。以前の商品よりも高い手数料になっている事もあります。


この話は私が経営相談をした先に資金繰りのために投資信託を売却する事を提案したところ、銀行員から別の商品に乗換えを提案されて換えたら含み損が大きく出ていたという事実です。


このような話はよく耳にします。くれぐれも銀行員が勧めたとしても、商品の内容を十分に確認して納得してから購入しましょう。特に既存商品からの乗換えの時は慎重に行いましょう。

さらに大切な事を言えば、銀行から借入がある事業者や会社経営者は銀行員が提案する商品を断ると今後の借入の時に不利になるのではないかと思う人や、付き合っていれば有利になると思う人がいますが、全く関係有りません。


余裕がある場合は付き合ってあげるのは良いですが、そうでなければやめておいた方がいいです。

銀行の販売姿勢の事を書きましたが、銀行に限らず投資商品(不動産など)の営業はしっかり内容を調べて理解し、納得してから購入しましょう。


世の中が不安定な時は、かなり怪しい話をいかにももっともらしく説明する悪質な業者がいます。くれぐれもご注意下さい。

最後までご覧頂き、有難うございました。