みなさん、こんにちは
今日は久しぶりに朝からのんびりと過ごしていて、撮りためていたドラマなどを観ようと思っていたら
こういうメッセージが出て観ることができません。結果交換になることになって、録画データが観られなくてガッカリしている、元銀行員の中小企業診断士で産業カウンセラーでメンタルレスキューカウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。
今朝の新聞でレオパレス21が施工不良のアパート問題の外部調査委員会の中間報告の発表に関する報道がありました。テレビのワイドショーでも取り上げていますが、あまりのひどい内容でアパートのオーナーや居住している方にどう保証してのだろうと思います。
レオパレス21の問題は論外ですが、賃貸不動産投資については慎重に考えて欲しいと思います。私が銀行員だった時から不動産投資で失敗した人を多く観てきました。
もちろん、うまく行っている方も少なくないですが、その多くは業者が勧める内容をしっかり検証して、立地や入居する人はどんな人かを考えるなどしてビジネスとして成り立つようにしています。
失敗した人の中には立地が良くてたまたまうまく行ったので、業者にもう1件、もう1件と勧められたことで供給過剰になって破綻した例もあります。
家賃保証制度があると言っても保証期間は5年間でその後は再契約となっていると、再契約時は家賃設定が下げられたり、再契約自体してもらえない場合もあります。
人口が減っている中で賃貸不動産は供給過剰な状況です。立地が良ければ多少古くなっても居住する人はいますが、逆の場合は新しい間は入居者は集まっても古くなってから空室になると新しい入居者が来なくなります。
言い方を変えると新しい間は入居者はある程度見込めるので、業者は家賃保証をしても大丈夫ですが古くなると保証はしにくいということです。
しかも全国にはそのような賃貸不動産投資を勧める事業者は多く、厳しいノルマと出来高報酬という営業社員はとにかく契約を結ぶことに必死になっているので、「こんなところに誰が住むの?」というような不便な場所などにアパートが建ったりするのです。
私が融資窓口をしている時に地元の建設業者で家賃保証で業績を伸ばしていた企業がありました。始めは立地が良い場所と思われる土地を持っている人にアパート経営を勧めていましたが、徐々に立地が良くないところにも建てるようになりました。
その業者は数年後には保証している家賃が払えなくなり訴えられて、その後破綻しました。
業者は有給土地の有効活用や相続対策などの話をしてきます。また、将来の年金だけでは心配だから、今のうちに投資することを勧めてきます。
今後不動産投資を検討する場合は第三者の目で観て判断できる専門家の意見を聞くなどをお勧めします。ちなみに私は宅地取引士ですし、元銀行員として不動産投資の融資も取り扱っていたので相談できます。
最後までご覧頂き、有難うございました。