みなさん、こんばんは
このブログをご覧いただき、有難うございます。

夕方の東京の混雑の中で。コートを着て移動したので汗びっしょりかいて羽田空港でへばってる、元銀行員を中小企業診断士で産業カウンセラーの「しゅんさん」こと、本多です。

前回予告した通り、これから銀行の人員削減が行われていくと思います。今日は、銀行がリストラするなら、やめる人を雇いたいと考える経営者の方もいるかと思って、そのような人に必見の内容です。

現在、人手不足で悩んでいるところが多く、求人を出しても来てくれないという話をよく聞きます。

そんな時に取引銀行から、「当行の支店長クラスの人材がいるのだけどどうですか?」と打診があったらどうしますか?

まず考える必要があるのは、その役職が、もしくはそのような人材が、はたして自社にとって必要なのかです。そうでないのに、取引銀行から言われたので断ると融資が受けられなくなるのではないかと心配する必要は全く有りません、

万が一、そのような事を銀行がした場合はコンプライアンス上、大変な問題になります。また、引き受けてくれた企業の業績が悪くなった時に優遇は期待できないばかりか、その人が転籍含みで出向の場合は銀行に戻すという事は普通にあります。

要は、銀行員を引き受けたとしても多少は関係が良くなることはありますが、高いコストに見合う人が必要なのかを考えることです。

また、銀行員なら経理に強いだろうと思い込むのも危険です。確かに強い人もいますが、そうでない人もいます。また、銀行員の財務分析力が自社の経理事務に必要かと考えると、そうでない場合もあります。

この辺りは、次回に詳しく書こうと思います。最後までご覧いただき、有難うございました。