「マネジメント」が「管理」と同義で使われることが有りがちです。しかし「マネジメント」と「管理」は、実は似ても似つかないほど違うものだと私は考えています。
ドラッカーはマネジメントの役割について、1.組織に特有の使命、目的を果たすこと、2.仕事を通じて働く人たちを生かすこと、3.社会の問題について貢献すること、と言っています。つまり、マネジメントとは、成果とそこに至る動きに焦点が当てられるものと言えます。
一方、「管理」は、事実や事象など動かないものに焦点が当てられます。お金、モノ、情報、時間、品質、安全、衛生、プロセス、リスクなどは「管理」の対象になります。「マネジメント」は「正しいことをすること」、「管理」は「正しくすること」と位置づけられますが、「マネジメント」を満たすためには、何らかの「管理」も必要であると捉えることが必要でしょう。
従って、あくまでも「マネジメント」=「管理」ではなく、「マネジメント」の一部として「管理」があるという考え方が必要ではないでしょうか。