旦那様の１７回忌も昨日済ませて、（本当の命日は、２月１日ですが
その時は、トルコにいるので
）明日からトルコに行って来ます
その前に、どなたかのブログを見て、「海の翼」という本を読んでいった方がいいと書いてありました。
早速、ネットで注文して読みましたよ。
イランイラク戦争（第一次中東戦争）の時に、日本政府が、イランに取り残された数百人の在留日本人を見殺しにしようとしました。
イランの日本大使館が、西欧の国々に日本人を飛行機に乗せてくれるよう頼んだけど、自国民優先なので、すべて断られました。
その時、トルコ政府が、１２０年前のエルトゥールル号の乗員を救ってくれた日本へ恩返しだと、トルコの航空機で救い出してくれたことが、その当時、大々的にニュースになっていました。
その時に、明治初期に、日本に初めて親善のために来たトルコの軍艦エルトゥールル号が、帰りに台風で沈没して、紀伊半島の南端のとても貧しい島の方々が、島民総出で、救助し、亡くなられた方たちは、手厚く葬ってあげて、いまだに供養し続けているということを知りました。
ニュースで知ったそのことは、つい先日のように思っていましたが、もう４０年近く前になるんですね
年を取るはずだ
そのイランイラク戦争の時の脱出劇とエルトゥールル号の事をその本は、物語仕立てにしてあり、実話を詳しく知ることができます。
まあ、みなさん、是非、この本を読んでください
一気に読めますが、何度胸にぐっときて、涙をぬぐったことか。。。
電車の中では、読めませんよ
日本は、戦後、自虐的なことばかりは、教えますが、どんなに日本人の先人たちが、普通に、当然のように、善行を積んでいたかは、教えません。
そしてまた、トルコの人々は、エルトゥールル号の事を教科書にも載せて、日本にはこんなに恩義があるんだ、もし日本人が、トルコに助けを求めた時は、必ずお返しをしなければならないと代々伝えていたのですね。
翻って、私たちは、外国から受けた恩を伝えて行っているでしょうか。
例えば、このイランからの脱出のため自国民より、１２０年前の恩に報いるためと日本人を飛行機でトルコに運んでくれたことをどれだけの日本人が知っているでしょう。
この時、テヘランの空港に殺到していた５００人からのトルコ人は、日本人を優先することに誰一人文句を言わなかったそうです。
親から子へ、子から孫へ、いつか日本人を救うのは、自分たちだと伝えていたから。
自分たちが、その役をできるなら誇らしいとさえ言っていたそうです。
彼らは、その後、爆撃がある中、何日もかけて陸路を数十台の車でトルコへ帰ったそうです。
イスタンブールは、新しいビル群もあるでしょうが、昔から変わらない建物の景色が、残っているでしょう。
エルトゥールル号の生還者たちを３か月かけて、日本の軍艦２隻で、ボスボラス海峡を通ってイスタンブールまで、送り届けたそうですが、彼らが見た景色も今も変わらず残っていると思います。
トルコと日本の友情を思いながら私もイスタンブールの両岸を見たいと思います。
さて、話しは、コロッと変わりますが、今回持って行く物で、便利グッズなど少しご紹介します
カッパドキアは、今、最低気温がマイナス７度とか書いてあります
日本の東北くらいの感じだそう。
で、滑りこけて、足や腕など骨折してはいけないと、靴の上から履く、滑り止めを買いましたよ。
雪のカッパドキアかも。
なので、貼るホッカイロも必須。
そして、日本酒は、一緒に行くN子さんとの寝酒用
いつも困る枕の匂い（おっさん臭い）のためのバラの香りのピローフレグランスとイランイランのエッセンシャルオイル。
一番右の大きなボトルは、液体洗剤、エマール。
プラグは、マルチとCタイプを持って行きます。トルコは、Cタイプのホテルが多いみたい。
延長コードと小さなハサミ、むかーし、ブセナテラスに泊まった時、アメニティにあったソーイングセット。
カラビナは、今回初めて持って行ってみます。
ホテルのトイレは、日本のように便座が暖かいことは、ほぼありません。
なので、１００均の便座シートは、いつも持って行きます
それと今回は、９日間と長いので、ポン酢を持って行くことに。
割りばしやスプーンフォークなどもあると、部屋でちょっと買ってきたものを食べるのに便利です。
万能折り畳みナイフもいつも持って行きます。
さて、朝弱い私なので、お風呂に入って、さっさと寝ましょう。
では、行ってまいります