地元の方も普段はこんなじゃないんですよ~雨が多くてと言われるように、5月半ばにしては暑い金沢を巡ります。
金沢城公園を見た後は、つながってる兼六園に向かいますがそこへは石川門と言うところを通ります。
そこに、休憩所があり、まいどさん(ボランティアガイド)がいらっしゃいました
やった~!兼六園を案内してもらえる!!
早速、お願いしたら優しそうなおじさんが、引き受けてくださいました
まずは、金沢城、石川門
これは、現存する一番古い建物だそうですが、でも最初からのものではなく、焼失して再建されたのが226年前。
写真で撮れてないけど、屋根は白くなっていく鉛を塗ってあるそうで、徳川のお殿様が白い城が好きだということで忠誠をあらわすために塗ったとか。
前田家は、百万石という大きな勢力だったので、徳川家ににらまれないように、謀反は起こしませんよ~という姿勢を示すため文化、工芸に力を注いで、今に続く技術を残したんだそうです。
お堀だった道路の上の橋を渡って兼六園に入ります。
昔、お堀に蓮が咲いていたところから蓮池門と言うところが正門だからそこから入りたいという方もいらっしゃるとか。
でも、私はどこからでもかまいませんと石川門の所から入ります。
なだらかな坂を上っていくと古い建物のお土産物屋さんが並んでます。
ここは、江戸の徳川家から御輿入れをしたお姫様について来たお供の方たち300人ほどが住んでいたところなので江戸町と呼ばれているそうです。
だから当時はとてもにぎやかな場所だったそうですが、そのお姫様が9人の子供さんを生んで26歳で亡くなり(そりゃ17歳からでも毎年産んでた計算だし、死ぬわなぁ)
お供で江戸から来ていた人たちも引き揚げてしまい、そのあと馬を置く場所になっていたそうです。
そして、明治ころからお土産物を売るようになってきたとか。
兼六園は、最初は小さな前田家のお庭だったそうですが、歴代の藩主が広げていって今の広さになったそうです。
菖蒲やつつじが咲いていて綺麗です
何やら人だかりがあるのでなんだろうと近づくと例のことじ(字が難しい)灯篭
前は、水の中にあったそうですが、足が一本途中で折れ(原因不明)水からあげて今の場所のほうがいいだろうと置かれたそうです。
兼六園も金沢の町自体も至る所に水が豊かに流れてますが、
1631年にお城や城下町を焼き尽くす大火があり、城の防火用水として犀川から水を引くため、まず兼六園に流し、兼六園より土地が高いお城に上げて(取水地がお城より高かったから逆サイフォンというそうな)最後にお城から市中に流すということをしたそうです。
その、お城に水を上げることができるかどうかの実験の為作ったのが、この噴水
日本最古の噴水で、自然の力で上がっているので、水源の池のその時々の水深によって吹き上げる高さが違うそうです。
でも、水に映る影も素敵
たくさん説明してもらいながらゆっくり1時間以上かけて回ってもらいました
成巽閣(せいそんかく)というとこも行ってみたかったけど水曜休み
平日観光は人が少なくていいけど、火曜、水曜は注意しないと休みが多いですね。
本当は、今日輪島への一日観光をしたかったけど有名な朝市が第二、第四水曜休みってことで、明日に。
兼六園観光は正門の蓮池門で終了です。
最後に優しかったまいどさんをパチリ!
現役のころからもう十数年ボランティアガイドをやっているそうです。
300名ほど登録されていて、市から出るのは、交通費の1000円だけだそうです。
観光客が多い日には、一日何回も回るそうで、高低差もたくさんあり大変ですね~。
あ、お名前を聞き忘れた
そして、昨日休みだった石川県観光物産館の寿し駒に行けばいいのに、すっかり忘れてしまって、ランチは兼六園のタクシー乗り場の所のさくら茶屋と言うところに。
海老カレー?金沢だから海老か?と頼んでみることに。
~ただのカツカレーじゃないかぁ
どこが海老なんだ???
つづく。