こんなラジオCMが流れていた。

「半導体を作る機械を作っています」

そこで僕は考えた。

半導体を作る機械を作るのはもちろん機械のはずだ。

つまり半導体を作る機械を作る機械を作る機械が存在することになる。

その機械を作るのはやはり機械だ。

遡っても遡っても機械、機械、機械、機械…

たとえネジのような小さな部品であろうと、

それを作るには、作るための機械が存在する。

一見無限のように思えるが、僕が予想するに、

これはある種の円を描いているのではないだろうか。単純に言うと

Aという機械はBという機械を作り、BはCを作り、CはAを作る、

といったようなことが、遥かに巨大で複雑な規模で行われているのではないかと思う。

半導体を作る機械はネジを作る機械の一部になり、

そのネジは半導体を作る機械の一部になる。

その円の発端には、人間の手が存在するはずだ。



ああややこしくて何がなんだかわからない。

僕の知識不足と頭の悪さを露呈している

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夜の家路に、こんな想像をよくする。


僕は暗く静かな夜道を家に向かって歩いている。

周りには家だとか、塀だとか、畑だとかがあって、

田舎らしいだだっ広い道だ。

道沿いの家の玄関には明かりがついている。

並ぶ街頭がスポットライトみたいな軌道をかすかに残し

黒いアスファルトだけを静かに照らす。

月の明かりは夜の道路をぼんやり浮かびあがらせている。

静かではあっても、完全な無音ではなく、

どこかではにぎやかな話し声が響いているのだろうと想像できるような、

奥のところに音を秘めた静かさだ。

あちこちの人工の明かりに星は薄れ、

うすっぺらい夜の闇を演出している。

その中を、僕は自分の呼吸を聞きつつ歩く。

すると、ふと後ろから金属の軋む音が聞こえてきて、

ふらつくように道の隅をゆっくり走る自転車が僕を追い越す。

錆びて古びたような音をたてる自転車をがに股で漕いでいる。

すこし太り気味の男性と思われる黒っぽい人影だ。

その自転車が僕から5メートルほど離れると、

突然空を切るナイフのような鋭い音が響き、

自転車の上の人影は

背中にワイヤーが取り付けられたかのように急激に空中に吊り上げられる。

人工の光の届かない虚空の中へ。

一瞬の出来事だ。

少し時間をおいて、取り残された古い自転車が地面に倒れて音をたてる。

空回りする車輪を僕はあっけにとられて見つめ続ける。



こんな想像。たまに吊り上げられるのは僕自身だったりする。

吊り上げられる体制は、ミッションインポッシブルのあのシーンみたいな感じです。

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