あと710日☆
これは…キュヒョン1ST JAPAN TOURの配布のお話…だったはず。
違ったら教えてください…。
覚えてろって話ですよね(笑)
さっきまで会っていたのに、電話で声が聞きたくなる。
そんな事ってありますよね?
テレビの中からの問い掛けにシウォニヒョンは激しく同意する。
某携帯会社のCMのコピーはひどく彼の心に響いたらしい。
「あるよな」
「そう?」
俺の気のない返事にヒョンはがっくりと肩を落として、心底情けない声で「えー…」と呟いた。
「キュヒョナは全然そんなの無い?」
「ない」
はっきり、きっぱり、すっきり断言すると、なんだかダメージを食らったらしいシウォニヒョンは胸に手を当てて上体をそらす。
「うーわ。俺、全然愛されてないしっ!」
いや、それとこれとは話が別だと思いますよ、シウォンさん。
「だって、さっきまで会ってたのに、言い忘れたこととかない限り電話なんてかけないでしょ?」
うーんと腕を組んでヒョンが困った顔をする。
「そうじゃなくて。声が聞きたいとかもっと単純なことなんだけど…。キュヒョナはそういうとこ冷めてるっていうか…。まぁ、らしいと言えばらしいんだけど」
本当ヒョンの言いたいことは、多分分かってる。
だけどそこを敢えて見ないようにしてるんだよ、俺は。
「最近は会えるのが少ないから余計、名残惜しいっていうか…。あれ?もしかして俺がそういう時に電話かけてるのってウザイとか思ってる?」
「いやぁ…。たまに」
「えーっ!」
垂直降下で落ち込んだヒョンは不貞腐れて缶ビールを飲み干す。
いや。
だってさ。
さっきまで会ってたって言ったってさ。
俺は多分、ヒョンが思っている以上にヒョンのことが好きなんだ。
だから絶対にかけたりしない。
ヒョンは声が聞きたいだけでも電話をかけられる人間で。
俺はそんなことしたらすぐに駄目になる人間だから。
「だって、声なんか聞いたら会いたくなるに決まってる」
たとえ、ついさっき別れたとしても。
顔を上げたヒョンは今度は照れたように笑う。
「ははは。俺、愛されてるなー」
「…どうだろ」
「そんな照れんなくても。可愛いなぁ、キュヒョナは」
「誰が照れるか。可愛くもないし」
腕を引かれて、唇を塞がれる。
ああ。やばいなぁ。
シウォニヒョンの口に残る微かなアルコールでさえ酔いそうだ。
でも、まぁ。
酔ってしまえば言えないことも言えるかもしれないな。
「電話の声じゃ物足りない」
って。