身体が重い。
何もする気が起きなくて部屋の真ん中で転がっている。
このまま消えてなくなった方がいいかも。
誰も困らないし、もう何も考えなくったっていい。
そうすれば今までのことだって忘れられるかな。
自分が忘れるよりも前に世界が俺の事を忘れるかもしれない。
どうでもいいや。
何も見えないように目を閉じると、耳に届いた誰かの訪問を知らせる音に眉を顰める。
無粋だ
音のない世界に沈んでいけそうだったのに。
勿論、無視を決め込む。
チャイムの音が止まった。
安心した次の瞬間。
ドンッ!
派手な音が聞こえた。
ドンッ!ドンッ!ドカッ!
一定のリズムで打たれる音は次第に大きくなっていく。
何もする気が起きなくて部屋の真ん中で転がっている。
このまま消えてなくなった方がいいかも。
誰も困らないし、もう何も考えなくったっていい。
そうすれば今までのことだって忘れられるかな。
自分が忘れるよりも前に世界が俺の事を忘れるかもしれない。
どうでもいいや。
何も見えないように目を閉じると、耳に届いた誰かの訪問を知らせる音に眉を顰める。
無粋だ
音のない世界に沈んでいけそうだったのに。
勿論、無視を決め込む。
チャイムの音が止まった。
安心した次の瞬間。
ドンッ!
派手な音が聞こえた。
ドンッ!ドンッ!ドカッ!
一定のリズムで打たれる音は次第に大きくなっていく。
「ユノ!居るんでしょ!?開けてください!」
…なんで、チャンミンの声が?
ドンッ!
ドンッ!
「開けろってんですよ!」
嘘だ。違う。チャンミンのはずがない。だって知らないはずだ。俺の事なんて。
「開けろっ!いい加減にしないと蹴破るぞっ!」
それは、困るなぁ。
なんとなく笑いが込み上げる。
なんとなく笑いが込み上げる。
「ユノ!!」
うん。居るよ、ここに。
のそりと上体を起こすと眩暈がした。
玄関に行って鍵を開ける。
ガチャリと金属音が聞こえ終わるのと同時にドアが乱暴に開けられた。
そこには安心したようなチャンミンの表情。
のそりと上体を起こすと眩暈がした。
玄関に行って鍵を開ける。
ガチャリと金属音が聞こえ終わるのと同時にドアが乱暴に開けられた。
そこには安心したようなチャンミンの表情。
「…どうして?」
了解も得ずに中に入ってドアをしめたチャンミンの顔をじっと見る。
怒って…ない。
怒って…ない。
「どうして?それはこっちの台詞ですよ。勝手に居なくなって、電話も出ない。心配して当たり前でしょう?」
すっと伸ばされた腕が眼鏡に触れて、驚いて引こうとした体を抱きしめられる。
「なっ…何?」
「好きです」
「は、い?」
「好きなんですよ。ユノが」
「好きです」
「は、い?」
「好きなんですよ。ユノが」
驚いた。
驚きすぎて抱きしめられたままになってしまう。
驚きすぎて抱きしめられたままになってしまう。
「あなたが関係ないって言っても、そんなこと僕には関係ない」
…何だよ、それ。
これは都合のいい夢なんじゃないのだろうか。
これは都合のいい夢なんじゃないのだろうか。
「あなたが好きなんです」
「嘘、だ」
「なんで嘘なんですか」
「だって俺なんて…」
「そこからして間違ってるんですよ。あなたじゃなきゃ意味がない。ユノが居ないと僕の人生は物足りない。だから、傍に居てください。僕があなたの傍に居られない時は、あなたが僕の傍に居てくれればいい」
「嘘、だ」
「なんで嘘なんですか」
「だって俺なんて…」
「そこからして間違ってるんですよ。あなたじゃなきゃ意味がない。ユノが居ないと僕の人生は物足りない。だから、傍に居てください。僕があなたの傍に居られない時は、あなたが僕の傍に居てくれればいい」
だって、俺なんて…。
チャンミンは困ったりしない?
邪魔にならない?
俺は…チャンミンの事を好きでいて、いいのかな?
チャンミンは困ったりしない?
邪魔にならない?
俺は…チャンミンの事を好きでいて、いいのかな?
「…で。返事は?返事しないならこのままキスしますよ?」
だから、なんだよ、その突拍子もないセリフ。
やっと小さく笑えた。
笑えたんだ。
そうしたらチャンミンは腕の力を強くして、大きく息を吐き出した。
やっと小さく笑えた。
笑えたんだ。
そうしたらチャンミンは腕の力を強くして、大きく息を吐き出した。
「…あんたの壁を壊せたのなら、僕の人生は無駄じゃない」