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GoodLife〜こんな私でも不整脈が治った〜

禁酒・禁煙・食事制限の健康ダイエットで成功気味の私の日々の暮らし振り。不整脈(心房細動)の完治からの減量。20kg超ダイエットに成功しました。同じ症状で苦しんでいる方と共有できれば幸いです。アドバイスなどもよろしくお願いいたします。

こないだ酔っぱらいに喧嘩を売られた。
どうも俺のことが気に入らなかったらしい。
ムキーッ「偉そうにすんな」「ぼこぼこにしてやんよ 」「逃げんじゃねえよ。口だけの根性なしが!」
とか言うので、
グラサン「まぁ、落ち着いて。君は腕っぷしに自信があるんだね。おっきいもんね」
180cmの100kg超えてる感じの大きさ。

ムキーッ「当たり前だ、こら。お前みたいに口だけの野郎は言葉だけじゃわからないからぶちのめしてやる」

グラサン「君の今の行為自体は暴行罪といって罪になるんだけど・・・。まあ、つまりあれだね。君は腕力と気合で持って口先だけの私をやっつけて、君をなめてたことを後悔させたい、そういうことだね?」

ムキーッ「しつこい野郎だな、こいやこら。」

ここで大声で、
グラサン「はーい、皆さん。ちょっと見世物ですよー。ここにいる彼が、暴力で私を叩きのめしたいそうなんです。180センチの身長、体重も何キロ?」
ムキーッ「110kgだよ」

グラサン「見ての通り大柄でとても強そうです。私はですね、喧嘩というのは、手を出さるか出せないかだけの勝負だと思っていて、家族や仕事も無くしかねない、殴り合うという粗暴な行為は残念かな、できません。皆さんもそうですよね。」
そうだそうだ。いい年こいて喧嘩なんかできるわけねえだろ。の声がひびく。

グラサン「だが彼をここまで怒らせてしまって私も申し訳ないと思ってますし、腕力で私をねじふせる欲求も叶えてあげたい。そこでです。ここはフェアに腕立て伏せで腕力勝負をしてはどうでしょうか。皆さん、立ち会っていただけますか?」

ムキーッ「はぁ、てめぇ。まじふざけんなよ。こんなたくさんの人の目の前でそんなことできっかよ」

グラサン「いやでも君は衆人の前で、私に暴力行為を及ぼうとしたんだよ。腕立ての方がリスクないって。」

そうだ、そうだ、卑怯だぞ。腕立てできないのか~?の声。
ムキーッ「ちっ。じゃ、やってやるよ」

グラサン「OK。じゃ、やろう。まず上半身ハダカになって。」

ムキーッ「はぁ、なんで裸になるんだよ」

グラサン「少しでも軽い方がいいと思うよ。それとも入れ墨とか入ってるの?」

あいつヤクザじゃね?ブヨブヨしてそう。の観衆の声。

ムキーッ「糞。」

といって脱いだ身体には小さな般若のお面の入れ墨が。

やっぱヤクザだ!の声に

ムキーッ「うっせ。カタギだよ」

 

思ったとおり。

肥るだけ肥った、生活習慣病一歩手前の、昔の俺のような体型。

ガテン系かな、やや固太りで筋肉はついてそう。

 

グラサン「やっぱ、筋肉でかいね。強そうだなぁ」

と言って、俺も脱いだ。

自慢じゃないが既にベンチプレスは90kgを上げることができる。

ダンベルフライは片手20kg。筋トレは毎週2回。有酸素運動も毎週3回はする。

サンドバッグもメチャメチャ叩いて、パンチも覚えてきている。

彼には悪いが昔の俺ではない。

そこにいた観衆からドヨメキがおきる。

○○さん、筋肉やばい。カットが入ってるよ。強そう。

でも一番ビビって硬直したのは彼だった。

グラサン「じゃ俺からいくね。普通の腕立てだけど、喧嘩に使う筋肉は肩から背中にかけての筋肉だと思うから、手はこう真っ直ぐ、そして顔は前を向いて、身体は絶対反らさずに限界まで下げる。こうやってね。では、みなさーん、カウントを数えてください」

 
会場でカウントが数えられる。私は彼の表情をにこやかにずっと見ていた。カウントとともに引きつっていた。
そして結局、私は100回でワークアウトだった。会場から割れんばかりの拍手をもらった。
 
グラサン「じゃ、どうぞ」
 
ムキーッ「できねえよ。だって110kgあるんだぜ。体重差があるんだから、お前のほうが有利に決まってるんだろ」
 
グラサン「それもそうだね。じゃ、私は25kgの重りを背負ってやるよ。で、一緒にやろう。」
 
で、勝負が始まった。
 
25kg背負い105kgと同等の負荷を背負った私は10回。
で、彼は1回もできなかった。ただの1回もだ。
 
ムキーッ「いってぇ」
 
グラサン「あぁ、腕立ては骨の構造でできない人がいるからね(そんなことはない)、じゃぁ、懸垂勝負といこうか?」
 
ムキーッ「もういいよ、くそ」
 
で、大勢の観客の拍手のなか、彼は帰っていった。
 
腕立て1回もできなくて、よくもまぁ、ひとさまに喧嘩がうれるもんだ。
日々の筋トレのおかげで、大げさではなくて危ないぐらいパワーと、並外れた持久力がついてきている。

たぶん、30秒もかからずに彼をねじ伏せることができるだろう。

 

彼も健康の為に、筋トレに目覚めてくれればいいが。。。。

※ほとんど、私の妄想でフィクションです。