「パンチの当てる距離」、「パンチをもらわない距離」 | ボクシングクラブ スタッフブログ

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東京都内にあるボクシングジム "ボクシングクラブ" のスタッフによる楽しいブログです!

皆さん、こんにちは。

伊藤です。


12/20(日)のマス大会も1ヶ月切りました。

参加される方は気合い入ってるとおもいます。また、参加出来ないかたも年末の最後の追い込みだと思いトレーニングに励まれてると思います。


菅原トレーナーと話しが被るってしまいますが.…


「パンチの当てる距離」、「パンチをもらわない距離」について書かせて頂きます。


※今から話すのは自論です。ボクシングには正解も不正解もないので、頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。



「パンチの当てる距離」

これはオフェンスのときです。

一番長い距離のパンチは真っ直ぐ出すストレート系のパンチになります。

また、これより短い軌道のパンチは横の弧を描くフック系または下から弧を描くアッパー系のパンチになります。

ミットの時、「ワン・ツー・フック」が上手くミートしない経験は誰もが最初、実際に感じる「パンチの当てる距離」の違いだと思います。ワン・ツーを伸ばし切らずフックの為に短く打つか、フック打つ時にステップインが必要になります。

「パンチの当てる距離」を計るのに必要なの物差しと言われる「ジャブ」になります。長い「ジャブ」が当たらなければ弧を描く「フック・アッパー」などの距離の短いパンチは当たらないと思います。

ただこの「パンチの当てる距離」はカウンターが飛んでくる距離でもあるので「パンチをもらわない距離」とは違ってきます。



「パンチをもらわない距離」

ディフェンスのときです。

一番距離が伸びるパンチの「ジャブ」を貰わない距離だと思ってます。

「ジャブ」さえ届かない距離に居れば距離の短いフック・アッパー系のパンチも貰う危険がなくなります。

この「パンチをもらわない距離」を作るのに必要なのはバックステップ、サイドステップです。



「パンチを当てる距離」、「パンチをもらわない距離」を把握するのに必要なのは、菅原トレーナーもおっしゃってた「ステップイン」、「バックステップ」だと思ってます。

お言葉をお借りしすいません。

マス大会に向け、「距離」を意識してトレーニングしてみるのもお勧めです。



この話は自論で僕の考えです。

頭の片隅にでも置いて頂けたら幸いです。



伊藤