脱力について考える | ボクシングクラブ スタッフブログ

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東京都内にあるボクシングジム "ボクシングクラブ" のスタッフによる楽しいブログです!

早春の晴天は穏やかで心地いいものですが、花粉の多さに素直に心地よく感じられない方も多いのではないでしょうか?私の目もモヤモヤモヤモヤ!しかしまだデビューしたとは認めていない飯田です。


さて、少しお堅いブログのタイトルですが、この「脱力」とは何なのかを考えてみました。


スポーツにおいて脱力することは、とても大切だという事は皆さんもお分かりだと思います。

ボクシングにおいてパンチを打つ時、脱力しない=力むとパンチが鈍くなる、遅くなる、伸びない。では脱力したらその逆の効果か期待できます。鋭く、速く、伸びてくるパンチ。

この「力み」の中に生じる「無駄なもの」、それを取り除くことが脱力ともいえるのではないでしょうか。私の経験上「雑念」というか、気持ちの部分が大きく関係してるように思います。この雑念というのは「勝ってやるぞ」「強く打ってやるぞ」とか「怖い」などの自分を守ろうとする部分、もっと言えば隠そうとする部分のことです。


ではその雑念の逆は?


それは「素直になる」です。

自分の中の良い所、悪い所をさらけ出す。即ち自分を見せる。そして相手を受け入れる、即ち相手を観る。


そうすれは身体全体に均一の力が漲り、相手の動きが観えてくる。その状態を脱力すると私は思います。


勝負においては必ず力みというのはあるものです。ですが、素直に向かって進む努力が必要だと思います。


ですがまあ、言うは易しというか、色々な場面で難しい時がありますよね。この考え方そのものにもあまり力まず、一つの参考程度に練習やお仕事に活かしてみてはいかがでしょうか?


花粉については脱力できない飯田でした。