10.19 今日の後楽園ホール | ボクシング・ジーンのブログ

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FIGHTING BEE
WBO女子世界バンタム級王座決定戦
10月19日(月)後楽園ホール 18時00分開始
主催:一力



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日本人女子初の世界3階級制覇(主要4団体)を達成した藤岡。



<メインイベント  WBO女子世界 バンタム級 王座決定戦10 回戦>
○藤岡奈穂子 ( 竹原慎二&畑山隆則 )WBAスーパー・フライ級チャンピオン/WBCフライ級2位
[判定3-0]100-90×2 99-91
●兪禧晶 ( 韓国 ) WBCバンタム級11位/OPBFバンタム級1位

※藤岡が世界3階級制覇に成功



<第 5試合 スーパーバンタム級 10 回戦>
△丸亀 光 ( 竹原慎二&畑山隆則 )
[判定1-1]96-95 95-96 95-95
△ジョナタン・バァト ( カシミ ) 日本スーパーバンタム級4位

ランカー挑戦の丸亀、サウスポー・バアトに上下攻撃をしかけます。近頭を下げて近づき、アッパー、ボディを叩くバアトに、丸亀は右打ちおろし、左アッパーで打ち終わりを叩きます。丸亀はボディブローも多用。試合は序盤から根競べの様相となりました。4回疲れがみえる35歳バアトに丸亀の右クロスがヒット。老獪な相手の低い頭、クリンチに苦しみながらもポイントをとっていきます。バアトは左まぶたを有効打でカット。出血もみます。7回、丸亀が右カウンターをヒット。バアトは終盤、力を振り絞って手数を出し、9回には丸亀が大きくバランスを崩す場面をつくります。最終回も丸亀のペースを乱し続けました。


<第 4 試合  スーパーバンタム級 8 回戦>
大和田寿 ( 厚木ワタナベ )●[判定0-3] 〇中井雄規 ( 船橋ドラゴン )

73-79×2 72-80
長いペース争いから、接近戦に。身体を寄せ合って上下を打ち合う時間が続きます。その中で的確に当てているのは中井の方。4回に左目ぶたから出血した中井がギアを上げ、距離をとりながら右クロス、左ボディブローを効かせて優位をアピール。7回にはビッグライトで大和田をぐらつかせました。2年3ヵ月ぶりの再起戦出勝利を飾った中井は、13戦7勝2KO4敗2分。大和田は17戦6勝1KO10敗1分。



<第 3試合 54.0kg 8 回戦>
○上林巨人 ( 竹原慎二&畑山隆則 )日本バンタム級12位

[判定3-0] 78-74 78-73×2

●細貝 淳 ( 郡山 )

今年4月の敗戦以来の再起戦とあって、上林はやや慎重な立ち上がり。正面に立つ細貝にジャブを突き、右を上下ヒットしますが、単発です。3回には細貝が上林の打ち終わりをとり、ラウンド終盤には右をクリーンヒット。4回も細貝の上下攻撃で上林がロープに下がる場面があります。4回後半からは上林が右強振を繰り返してアピール。しかし5回は細貝の左で上林がバランスを崩し、終盤に細貝が打ち合いを挑むとその右が何度か上林をのけぞらせました。そんな一進一退の状態で迎えた6回、上林が狙いすましたワンツーで細貝をノックダウン。しかし落ち着いて対応する細貝を詰め切ることはできません。7回も上林は狙いすぎてかスムーズに手が出ず、フルラウンドを消化しました。上林は10戦8勝4KO1敗1分。細貝は17戦7勝10敗。




<第 2 試合 ミドル級 6 回戦>
清野 航 ( 石橋 )○[TKO1R1’38'']●古川明裕 ( 一力 )

スタートから接近戦に持ち込む古川。サウスポー清野は距離をとろうと努め、そして放った左フック一撃で古川がダウン。ロープ際でほとんど意識を失った様子の古川を見て、レフェリーが試合を止めました。清野は8戦5勝5KO3敗。古川は20戦12勝9KO7敗1分。今年4月に5年半ぶりに復帰した古川は、再起2連敗となりました。



<第 1試合 54.5kg 4 回戦>
池上 渉 (郡山 )[TKO2R0'50’’]● 松本成月(船橋ドラゴン )

これがデビュー戦の両者。ロングのワンツーを打っては足を使う松本に対し、池上はリズムがつかめず手が出ませんでしたが、初回終盤からやや強引に攻めを始め、左フック、右フックを叩きつけます。そして2回序盤、左フックから右クロス、ロープ際で左フックを打ちこんだところで、レフェリーが試合を止めました。