明日10月19日に迫ったWBO女子世界バンタム級王座決定戦、藤岡奈穂子（竹原＆畑山）対兪禧晶（ﾕｰ･ﾋｼﾞｮﾝ＝韓国）の記者会見・調印式および計量が行われました。
WBC女子ミニマム級、WBA女子スーパーフライ級を制している藤岡にとっては、昨年11月にドイツでWBA女子フライ級王者スージー・ケンティキアンに挑んで以来、2度目の3階級制覇を賭けた戦いとなります。
一方、韓国からやってきた兪は、WBC女子アジア・スーパーフライ級タイトルを獲得したばかりの35歳。夫であり、WBCミニマム級ランカーでもあるペ・ヨンギルとともに来日しました。これまでマイナーの女子世界タイトルに就いたことはありますが、今回、「はじめてのメジャータイトルのチャンス」と意気込んでいます。
ボクシング以外の競技経験はなく、8年前にプロデビューしている兪は、17戦15勝６KO2敗という戦績。ファイター寄りのボクサーファイターで、攻める時の頭の低さが目立ちます。藤岡としては、その突進につき合わず、かわしてカウンターで迎え撃ちたいところでしょう。女子のパウンドフォーパウンド上位にランクされる藤岡は、「勝ちはもちろん、印象に残る試合をします。KOします」と宣言しました。筋量を増やすことに努め、スピードを保ちながらパワーを増したという藤岡の、豪快なKOを期待しましょう。
<WBO女子世界バンタム級王座決定戦>
10月19日（月） 後楽園ホール 18:00～
藤岡奈穂子
1975年8月18日生まれ、40歳
身長158cmの右ボクサーファイター
プロ戦績 14戦13勝６KO1敗
検診結果：体温36.5度、脈拍63回／分 血圧 139／72 体重53.0kg
兪禧晶
1979年10月31日生まれ 35歳
身長162cmの右ボクサーファイター
プロ戦績17戦15勝６KO2敗
検診結果：体温36.7度 脈拍67回／分 血圧 98／69 体重53.1lkg