3.26 今日の後楽園ホール | ボクシング・ジーンのブログ

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DANGAN#124

日本ミニマム級タイトルマッチ

326() 後楽園ホール1800分開始

主催:reason




<第6試合 73.0kg10回戦>
○柴田明雄(ワタナベ)OPBF/日本ミドル級チャンピオン
[TKO4R2'30'' ]
●マイケル・スピード・シガーラキ(インドネシア)










<メインイベント 日本ミニマム級タイトルマッチ10回戦>
〇大平 剛(花形)日本チャンピオン IBF6
[判定3-0] 96ー94×3
岨野 豊(T&T)日本1

※大平が3度目の防衛に成功














<4試合 バンタム級8回戦>
〇船井龍一(ワタナベ)日本スーパーフライ級6
[KO3R1'39'']
●大塚隆太(18鴻巣)日本スーパーフライ級10
日本ランカー同士の好カードは、スピーディーなジャブの刺し合いでスタート。積極的に出るのは大塚ですが、巧さを誇る船井からなかなかクリーンヒットは奪えません。2回、大塚のスピーディーなジャブ、ボディストレートが徐々に先行するようになったかに見えましたが…3回、船井がプレスをかけて大塚を誘い、中盤、右ショートをジャストミート。この一撃で直下に崩れ落ちた大塚は、なんとか立ち上がろうとしたもののファイティングポーズがとれず、テンカウントが数え上げられました。











 


<3試合 フライ級8回戦>
●長嶺克則(マナベ)
[TKO7R1'40'' ]
〇拳 四朗(BMB)日本ミニマム級4
この日の目玉の一つ、拳四朗の登場です。元東洋太平洋ライトヘビー級チャンピオン寺地永さんを父に持ち、元国体王者からプロ入り後2戦で日本ランク入り。2階級上の元日本ランカー長嶺を相手に、強気のマッチメイクですが、試合でその自信のほどを披露します。拳四朗は慎重にコントロールしながら右のダブルで長嶺の顔面を叩き、続いてストレート4連射。2回も相手をよく見て長嶺の長い左フックをかわして上下へのコンビネーションをヒットするなど、体格差のある相手を深追いせずも、スピードと巧さで優位に試合を進めます。プレッシャーをかけ続けていた長嶺は4回、右から左フックをヒット。もう一度左フックをヒットします。が、拳四朗の立て直しは速く、すぐにその左に右フックをかぶせてみせました。そして5回、拳四朗がギアを上げてヒットを量産。6回には長嶺の左強振、右ボディブローを食うものの、パンチで長嶺の左まぶたを切り裂いて、長嶺の焦りを誘いました。そんな相手をほんろうし続けた末、7回、右をクリーンヒットしたところで2度目のドクターチェックが入り、続行不可能の判断が下されました。












 

<第2試合 54.5kg契約8回戦>

●戸井健太(三迫)日本スーパーバンタム級8

[TKO 4R0'24'']

○中野敬太(KG大和)日本バンタム級9
第2試合から日本ランカー対決という、今日の豪華興行。リング中央での主導権争いから、相手を崩しにかかろうという戸井に中野のパンチがタイミングよく入ります。2回には中野がピッチを上げて先攻し、戸井の出端に右を何度かクリーンヒットしました。なんとか展開を変えたい戸井ですが、中野がボディブローも加えてペースを譲りません。そして3回終了間際、中野の右カウンターで戸井が千鳥足に。戸井はなんとか立ち続けますが、レフェリーはダウンを宣告します。しかし4回開始からまもなく、中野の右が再び戸井をとらえ、こんどは尻もちをつくダウン。ここでレフェリーが試合終了を宣告しました。中野は25戦13勝4KO9敗3分。戸井は9戦4勝1KO5敗。














<1試合 ライト級4回戦>
浜野秀平(コーエイ工業小田原)●[KO1R2'23'']○名原 淳(全日本パブリック)

どちらも初白星を目指しての戦い。名原は左右フックをデンデン太鼓のように振り続け、2度のダウンを奪ってKO勝ち。2戦1勝1KO1敗です。きちんと構えてはいたものの名原の止まぬ手数に巻き込まれた浜野は、3戦3敗に。








<photo by Hiroaki Yamaguchi 山口裕朗
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