『ピンク色の筋肉』を鍛えよう！

おはようございます！トレーナーの冨田です！

今回は『ピンク色の筋肉』を鍛えよう！のテーマでお話しさせていただきます。

まず『ピンク色の筋肉』とはなにか？を知るために『赤い色の筋肉』と『白い色の筋肉』について解説させていただきたいと思います。

赤い色の筋肉

『赤い色の筋肉』は「遅筋」と呼ばれる筋肉で、ウォーキングやジョギングなどの長い時間をかけて行う有酸素運動の際に使われる筋肉です。「遅筋」は瞬間的に大きな力を発揮することはできませんが、長時間一定の力を出し続けることができるのが特徴で、脂肪を燃焼させやすいのが特徴です。

白い色の筋肉

『白い色の筋肉』は「速筋」と呼ばれる筋肉で、筋トレなどのレジスタンス運動の際に使われる筋肉です。「速筋」は瞬間的に大きな力を出すことができますが、短時間しか持続することができないのが特徴で、筋力アップの効果に期待できます。

ピンク色の筋肉

『ピンク色の筋肉』は『白い色の筋肉』と『赤い色の筋肉』の間に位置している『中間筋』で、遅筋に比べると収縮速度がやや速く、遅筋ほどではないですが持久力もあって、遅筋と同じく内臓脂肪の燃焼の効果もあり、速筋と遅筋の良いとこ取りをしている筋肉です。

鍛えかた

『ピンク色の筋肉(中間筋)』の鍛えかたは、やや負荷の高い運動を数分サイクルで行うのが有効で、HIITトレーニング、タバタ式トレーニング、800メートル走、ボクシング、エアロビクス、テニス、バスケ、サッカー、スイミングなど、少しハードな有酸素運動が有効です。

健康寿命を延ばす

『ピンク色の筋肉(中間筋)』を鍛えるメリットは、『健康寿命』を延ばす効果、筋力低下を防ぐ効果、疲労を感じにくくなる効果などが期待できます。『健康寿命』とはWHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から「寝たきり」や「認知症」などの介護が必要な状態を差し引いた期間のことで、実際の寿命ではなく、生涯の健康な期間のことのことです。

さいごに

筋トレなど高強度で鍛えられる『白い色の筋肉(速筋)』と、有酸素運動など低強度で鍛えられる『赤い色の筋肉(遅筋)』のどちらも鍛えつつ、時には『ピンク色の筋肉(中間筋)』を鍛えられる中強度のトレーニングを取り入れてみましょう。自身が好きな運動やスポーツで楽しく汗をかいて、『健康寿命』を延ばし、生涯の健康な期間を元気に過ごしましょう！