おはようございます!トレーナーの冨田です!
今回は『ベージュ脂肪細胞』を増やそう!のテーマでお話しさせていただきます。
まずはじめに脂肪細胞について解説させていただきます。
脂肪細胞
脂肪細胞は脂肪の合成や分解をおこなう細胞のことです。細胞質内に脂肪滴と呼ばれる脂肪のかたまりを持っている脂肪のことで、大きく分けて「白色脂肪細胞」と「褐色脂肪細胞」の二種類あります。
白色脂肪細胞
一般的に体脂肪と認識されているのは「白色脂肪細胞」です。カラダの全身にあって、特に内臓周り、下腹周り、お尻、太もも、背中、二の腕などに多くあります。
「白色脂肪細胞」は"妊娠末期の3ヶ月間、ミルクで育つ乳児期、思春期に集中して増えて、一度増えてしまった脂肪細胞は減ることがない"といわれているため、この時期に太ってしまった人はダイエットが難しいとされています。
褐色脂肪細胞
一方で「褐色脂肪細胞」は、おもに首周り、脇の下、肩甲骨周り、心臓、臓器周辺に集中してあって、脂肪を燃焼して熱に変換してエネルギーを作り出します。
なので「褐色脂肪細胞」が多くて活発な人はダイエットしやすいといえますが、「褐色脂肪細胞」は"幼少期をピークに成長するとともに減少していく"といわれています。
ですが「褐色脂肪細胞」は"寒冷刺激や交感神経刺激によって活性化"することができます。
ベージュ脂肪細胞
近年、"第三の脂肪細胞"として注目を集めているのが「白色脂肪細胞」が元になって、刺激するとなる『ベージュ脂肪細胞』です。
『ベージュ脂肪細胞』の働きは「褐色脂肪細胞」と似ていて、同じように脂肪を燃やす働きをします。
「白色脂肪細胞」を『ベージュ脂肪細胞』にする方法は「褐色脂肪細胞」を活性化させる方法と同じで、"寒冷刺激や交感神経刺激によって活性化"します。
ということは「褐色脂肪細胞」と一緒じゃない?って思いますが、「褐色脂肪細胞」は筋肉と同じ細胞から分化した脂肪細胞なのに対して、『ベージュ脂肪細胞』は「白色脂肪細胞」から変化したものだとされています。
さいごに
冬になると『ベージュ脂肪細胞』が増えることが研究によってわかっているみたいですが、『運動』が一番『ベージュ脂肪細胞』に変化して活性化する効果があるそうです。
ウィンタースポーツや温冷浴など(カラダの冷やしすぎには注意)、何より一番は『運動』によって交感神経刺激をすること意識して、『ベージュ脂肪細胞』を増やしましょう!
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