実在の人物を描いた映画である。
私も知らなかったのだが、中国武術の創始者にしてブルース・リーの原点と言われているらしい。格闘技好きに取っては見逃せない映画である。
後半小さい東洋人が欧米のでかい奴らを見事な技で倒して行くのはいかにも東洋人好きのするストーリーとなっている。しかも相手を傷つけない。「世界よこれば俺たちの勝ち方だ」と言うキャッチフレーズもここにある。残酷な闘い方をする欧米人に対して技で相手を完封してしまう。
そして最後は田中(中村獅童)との対戦になるのだが、反日感情を煽るかのように卑怯な日本人が登場して霍元甲(ジェット・リー)に罠を仕掛けるのである。逆に対戦する中村獅童は実にりっぱな侍として描かれている。日本人としてはここで中村獅童がひどいう奴だったらつらかったところだが見事にバランスを取っている。
格闘技好きな私ではあるが、好きなシーンは主人公がどん底に落ちてそこから人間として大きく成長していくところが好きである。特に田植えをしていて腰を上げて自然を感じるシーンはよかった。
評価 : 4(5段階評価)
