森山未來主演のボクシング映画「アンダードッグ」を観る | らんぶるライフ

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 Amazonプライムボクシング映画月間(自分が勝手に思ってるだけ)の3本目、森山未來主演の「アンダードッグ」を見ました!

 この映画、前編後編に分かれてる上に前編が2時間11分、後編が2時間25分という合わせて4時間36分という長編です。

 これは配信用に作られてて全8話のドラマという形で配信してたみたいですね。(見た後に情報入手)

 監督は「百円の恋」という安藤さくら主演の女子ボクシング映画を撮った武正晴監督。

 主演は森山未來と北村匠海、勝地涼の3人。

 森山はかつては日本王座に挑戦し熱戦を繰り広げたこともあるが今はホープ相手の負け役、いわゆる咬ませ犬(アンダードッグ)に成り下がりジムの会長にも見放されたプロボクサー。

 北村匠海は児童養護施設出身でかつては極悪の不良少年だったが今は更生してプロボクサーを目指す才能はあるがくそ生意気な青年。

 勝地涼は親が大御所俳優で自身はお笑い芸人をしているが伸び悩んで、プロボクシングライセンス習得で一皮むけようと頑張ってるコメディアン。

 森山がかつて戦って伝説の試合となったタイトルマッチの相手の日本チャンピオン(のちに世界王者にもなる)役は元WBAスーパーバンタム級王者の佐藤”ハルク”修、今は引退してジム経営をして試合の解説もこなしているという設定でした。

 北村匠海が所属するジム(名前はグリーンジム)のトレーナーはまたまた登場!ボクシング関係者専門役者(笑)松浦槙一郎!

 今回は「BLUE/ブルー」での主人公たちの対戦相手役や「ケイコ 目を澄ませて」のトレーナー役よりもセリフも登場時間も多かったです。(まぁ作品自体かなり長いからというのもあるんでしょうが)

 勝地涼が演じるコメディアンの通っているジムはT&H竹原&畑山ボクサフィットネスジムでした。

 そこで本物の竹原会長が本人役を自然に演じてました。(ちなみに畑山さんはでてません)

 で、これも本人役なのか?ロバートの山本博も勝地涼の芸人&ボクシングの先輩として出演、勝地涼にボクシングの先輩、芸人の先輩として叱咤激励&セコンドもしてました。

 

 森山未來のダメボクサーぶりがなかなか見事です、デリヘルの送迎のバイトやってて夜中に一人でジムで練習とかしてるんですがジムの中でタバコ吸うはデリヘル嬢と客の情事を覗くはそのデリヘル嬢と出来ちゃうわ…

 北村匠海は児童養護施設出身なんでそういう所に行ってボランティアでミット受けたりしてるという設定でこれ坂本博之会長の話を元にしてるんでしょうがこれが結構重要な伏線だったりします。

 後編には勝地涼は全然、出てきませんが最後の最後にチラッと出てきます。

 

 後で全8話のドラマだったと知ったんで見てるときは色々盛り込んでるなぁ~って思いましたが連続ドラマなら当然そうなりますね。

 でもボクシングモノにありがちなリング渦、パンチドランカー、減量苦という定番の話はなしです。

 その分人間関係を色々盛り込んできてます。

 

 自分は結構楽しめました、長いんで一挙に観るのは観るのはしんどいかもしれないんで休み休み見た方が良いかもしれませんが自分はイッキに観れました。