WBCライト・フライ級王者、ヘルマン・トーレス。
輸入選手として協栄ジムで協栄トーレスとして活躍、日本人の大関さんと結婚して大関トーレスにリングネームを変更。
自分がまだ、プロになる前にグリーンツダジムにヘルマン・トーレスがトレーナーとして来日。
井岡さんだけでなくジム全体を教えていたので自分ら練習も教わってました。
ヘルマンはメキシコの名伯楽クーヨ・エルナンデスの門下でカルロス・サラテ、アルフォンソ・サモラからなるメキシコの正統派スタイルのボクサーでガードをしっかり上げて拳は顎の横、当時練習生だった自分たちは徹底的にガードの重要性を教えられたのでした。
そんなヘルマンがメキシコに帰ってすぐの頃、大橋秀行(現大橋ジム会長)の防衛戦で来日したリカルド・ロペスを見た自分たちツダジムの話題はもちろん
「リカルド・ロペス、ヘルマンそっくりやったなぁ~~!」
でした。
ヘルマンは二度目の来日、グリーンツダジムにトレーナーとして帰ってきました。
自分のことは忘れてましたが(笑)
まぁ、自分はバリバリのファイターでヘルマンスタイルには向いてなかったんで選手として可愛がられてたわけでもなかったんで…
そんなヘルマンの息子、利幸・トーレスとケンブン・トレーレス。
まだまだ小学生でやんちゃながらも凄く可愛かったんですよね~~~
ケンブンはそのころから才能がずば抜けていて井岡さんの世界戦の時は試合前にアピールするためによくリング上でシャドーボクシングをしていたんですがそのころからボクシング観てたマニアのかたなら覚えてるんじゃないでしょうか?
ヘルマンはいっぱい家族をメキシコから呼んでヘルマンファミリーは凄い増えました。
現在もメキシコで現役を続ける大関一郎之名前で日本のリングに上がったアルマンド・トーレス、ヘルマンの甥っ子でヘルマン・フランシスコ・トーレスという名前からパコ(フランシスコという名前はパコって縮めて呼ばれるみたい)と呼ばれた立神トーレス、そして今はかなり太っちゃいましたが昔はちゃんと減量してリングにも上がってたカルロス・トーレス。
ヘルマンファミリーとは一緒に仕事したり遊んだりしてたんで仲良かったんですが昨日(3月2日)ケンブンがジムに遊びに来てくれました。
ちっちゃかったケンブンも今は30過ぎで若者からだとおじさん扱いされるような年になりましたがイケメンに育ちました。
色々悪さしたりしてボクシングは遠回りしちゃいましたが応援してます。
日本でのボクサーライセンスが下りないんで現在海外で試合を行っていますが頑張ってほしいなぁ~~!