児童虐待?キッズボクシングを考える… | らんぶるライフ

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ボクシング指導者に「児童虐待」の批判。小学生男児、血が出るまで練習を止めず、米カリフォルニア

 う~ん、キッズボクシングの難しさが表れた記事ですね…
 正直、自分はキッズボクシングあんまりお勧めしてません。
 ただただ、練習する分には良いとは思いますが頭部を打ち合うスパーリングや試合を行う事にはあまり賛成しないんですよね。
 でも、子供の頃からボクシングをすることですごいボクサーもいっぱい出てくるようになったのも事実です。
 ボクシングファンで亀田家を嫌って批判する人は多いですが亀田が出てきたことでキッズボクシングに火が付いたというのは事実だと思います。
 そりゃぁキッズボクシングを広めるように努力した人達が一番の功労者ですがメディアに出て注目され全国的に子供がボクシングをするという事を広め、それがサクセスにもつながるというモデルを一般的にしたのは亀田家と思うんで。
 すごくキッズボクシングというものが一般化した現在、でもやはり危険性というのはなくならないのも事実です。
 このニュースでは血だらけの子供をSNSでアップしたことで批判されたみたいですが確かに子供が血まみれになってるのを見て良い気分になる人はいないでしょう。
 こんな危険な事をさせるのは虐待だってことになるわけです…
 こういう批判には当事者の子供の意思とか意見は反映されないですが当人たちは面白がってたり一生懸命やって充実感を感じてるのかもしれないのに。
 でも、子供たちが進んでやってると言っても危険が伴うのも事実、かといってボクシングの進歩や発展を考えると早い時期からさせる英才教育というのは理にかなってるというのもあります。
 自分はキッズボクシングあまりおススメしないのは
 「みんな、子供のうちからガンガンやって強くなろうぜ!」
 とは言えないからですが、本当に強くなりたい、ボクシングでトップに立ちたい、チャンピオンになることが自分の夢です!というような本気の人たちにはやっぱり早く始めた方が良いと言うでしょうし、キッズボクシングがボクシングの発展につながってるというのも認めざるを得ないです。
 
 まぁこういう批判を起こさないためにも子供が血を流さないように工夫(ノーズガード付きヘッドガードするとか)事故防止を徹底していかないと行きませんね~