本日、カネロVSララのノンタイトイルが行われるので二人の紹介を。
エリスランディ・ララ(キューバ)
22戦 19勝(12KO) 1敗1分
ワールドカップなどで金メダルの実績を持つが亡命を企て失敗、しかし再度チャレンジしてメキシコに逃亡そこからドイツに亡命した。
4回戦からデビュー、3戦目よりアメリカに進出。
地道に6戦目まで4回戦を続け、7戦目で6回戦、8戦目に8回戦、9戦目で10回戦と出世。
13戦目に空位のWBAフェデ・ラテン王座決定戦に出場し1ラウンドTKOで獲得。
15戦目にドローを経験し、16戦目には元WBO王者ポール・ウィリアムスと対戦して判定負け、初黒星を付けられる。
しかしこの試合はララが勝っていたという意見が多いとのこと…
再起戦はヒットマン・ハーンズの息子ロナルド・ハーンズを1ラウンドで仕留める。
19戦目には対戦相手と一進一退の攻防を繰り広げるも相手のカットで中断、判定はドローとなった…
アルフレド・アングロとWBAスーパーウェルター級暫定王座決定戦を争う。
この試合は激戦となりダウンを2回奪われるものの10回に相手が棄権、暫定ながら世界王者に。
WBAスーパーウェルター級王座が空位のため元同王者オースティン・トラウトと正規王座決定戦&暫定王座の防衛戦を行い、判定勝ちで正規王座に昇格した。
サウル”カネロ”アルバレス(メキシコ)
45戦 43勝(31KO) 1敗 1分け
ニックネームのカネロはスペイン語でシナモンの意味で、赤毛の髪色からつけられた。
15歳でプロデビューし、3戦目に後のIBFライト級王者ミゲール・バスケスを判定で下している。
5戦目に引き分けるがその後は8連続KOの快進撃。
15戦目にメキシコのハリスコ州の王者になり初戴冠。
19戦目にはWBAフェデセントロ王者に。
21戦目に3戦目で対戦したミゲール・バスケスと再戦、判定で返り討ちに。
25戦目でNABF北米ウェルター級決定戦に出場しコレを獲得。
次戦ではWBOラテンアメリカ王座も獲得。
29戦目でWBCユース王者も獲得。
34戦目でWBCシルバー王者も獲得、ベルトコレクションはとどまるところを知らない(笑)
このタイトルの初防衛戦で元WBCウェルター級王者カルロス・バルドミル、2度目の防衛戦では元IBFスーパ-ライト級王者、ラブモァ・ヌドゥを下す。
37戦目に念願の世界タイトル戦が決まる。
パッキャオが返上したWBCスーパーウェルター級タイトルをマシュー・ハットンと争い判定で勝利し念願の世界王者に。
このタイトルをライアン・ローズ(12R,KO)、アルフォンソ・ゴメス6R,TKO),元WBO(暫定)IBFウェルター級王者カーミット・シントロン(5R,TKO)元三冠王者シェーン・モズリー(判定)、ジェセシト・ロペス(5R,TKO),WBA王者オースティン・トラウト殿統一戦(判定)と6度の防衛とWBA王者の吸収を行っている。
WBA,WBCスーパーウェルター級王座をかけフロイド・メイウェザーと対戦、判定負けを喫し初黒星とともにベルト日本を奪われる。
元WBO暫定Sウェルター級王者アルフレドアングロと再起戦を行い10ラウンドTKOで勝利し再起を飾っている。
なおこの試合はカネロがWBAのタイトル承認料を払うのを拒否したためにキャッチウェイトのノンタイトル戦となっています。