仲里繁 | らんぶるライフ

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元ボクサー&トレーナーの日常&ボクシングについて書いてます。

 
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 今回はオイラと仲里繁という記事に出てた仲里繁、現ボクシングクラブNAKAZATOの仲里繁会長の紹介を。
 
 元OPBFスーパーバンタム級チャンピオン
 戦績 33戦 24勝(18KO) 8敗 1分
 
 デビュー1,2戦は剛腕でKO勝ちするも3戦目に3ラウンドKOを負けを喫してしまう。
 その後、2戦判定勝ちにとどまるが6戦目に新人王西部代表選で3ラウンドKO勝ち、中部新人王とは判定、西軍代表決定戦でオイラの友人延山丈二と対戦、6ラウンドKOで西軍代表に。
 全日本決定戦では後の日本王者、渡辺純一を判定に下し全日本新人王に!
 その後は順調に勝ち星を挙げ続け、東洋王者ジェス・マーカとのノンタイトル戦が決まる。
 この対戦を判定で落としてしまうのであった。
 このジェス・マーカはこの後次々と日本人挑戦者を破り日本人キラーとして名をはせていくのだった。(それを破って東洋王者戴冠したのが長谷川穂積)
 マーカ戦の後、元IBF、Lフライ、WBCフライ級チャンピオン、ムアンチャイ・キティカセムと対戦、コレを4ラウンド終了TKOで完全引退させ(3年ぶりの試合だった)
 勢いをつけて日本王座にアタック!
 この時の王者は西岡利晃!
 この対決は8ラウンドTKOで敗れてしまうのだった…
 1試合挟んで元日本バンタム級王者で、東洋タイトルでジェス・マーカに敗れた後の
瀬川設男と対戦、判定負け。
 そして当時の日本バンタム級王者で後にWBA王者ジョニー・ブレダルの世界タイトルに挑戦することになる仲宣明の持つ日本王者に挑戦するも判定負け…
 連敗とともにタイトル挑戦二度目の失敗をしてしまう。
 並みの選手ならここで終る可能性もあったかもしれない。
 しかし韓国人相手に再起戦を飾り復活。
 同じ、マーカ、西岡、仲に負けていた日本ランカー岡本泰治と本当の意味での生き残りを賭けた対戦が組まれるのだった!
 そしてこの対決を3ラウンドで制し、以前の輝きを取り戻す!
 タイ人をKOした後、後の東洋バンタム級王者鳥海純と対戦、この対戦を6ラウンド
終わらせた後、趙 龍仁を3ラウンドで倒し東洋王座を獲得。
 この王座をビルゴ・ワロー相手に7ラウンドKOで初防衛。
 満を持して世界戦戦に乗り込んでいくのだった!
 相手はWBCスーパーバンタム級王者、オスカー・ラリオス。
 ラリオスは当時、福島学、ウイリー・ホーリンを下してV2、三度目の防衛戦の相手として選ばれたのだった。
 この試合はまさに激闘、序盤に2度のダウンを奪われるも盛り返し9ラウンドにはあのラリオスのアゴを割るなどの大健闘。
 しかし、序盤のダウンが響き判定負けを喫する…
 1試合挟み、再びラリオスとの対戦!
 この対戦も激闘となるが後半ラリオスがポイントを取りに行く堅実さを見せまたもや判定負けを喫するのだった…
 そして再起戦は、伝説の両国決戦。
 長谷川VS鳥海、西岡VS中島、そして仲里繁VS木村章司の世界挑戦者決定戦が行われた。
 木村とはこの試合でドロー、勝負を決められなかったが先に世界戦が決まったのは仲里!
 フランスで、マヤル・モンシプールの持つWBAスーパーバンタム級タイトルに挑戦が決まる!
 フランスで日本人が世界タイトルを行うのは初めてのこと。
 相手のモンシプールも激闘型、ものすごい打撃戦になり6ラウンドTKOで燃え尽きてしまうのであった…
 この試合は現地でもものすごく盛り上がり激闘を戦った仲里選手にも惜しみない拍手が贈られたという。
 そしてこの試合でグローブを置き、沖縄県宜野湾市にてBOXINNG CLUB NAKAZATOを起こしプロ加盟、現在に至る。
 
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                   現在の仲里繁会長。