一昨日『ブレードランナー2049』をケーブルテレビでやっていたのでロードショー公開で観て以来久々に観ました。そして今日はオリジナルの『ブレードランナー』のディレクターズカット版が放送されていました。これまた久々に全部観ました。エンディングの曲がかっこよくて最後まで観てしまいました。
その昔(なんと1980年代だ)映画館で観たときは薄暗くてよく見えなかったブレードランナーの世界がクリアに見えてびっくりしました。技術の進歩はすごいな。
ショーン・ヤングのゴージャスな美しさはこの作品に永遠に残されると思うと嬉しいです。その後の本人は奇行や作品にも恵まれなかったけどレイチェル役だけで十分だよ。監督のリドリー・スコットは劇場公開版のエンディングもディレクターズカット版と同様を考えていたけど会社側からダメ出しされて急遽追加した。デッカードとレイチェルが渓谷を逃避行する場面はキューブリックから『シャイニング』の使われなかった映像を借りたのは有名な話だけど公開当時 一緒に観に行ったK君が「あの場面いらねえよな」と言ったのを覚えています。見る目があったんだねぇ。