昭島市、電力供給契約の見直し決定 | 内山真吾のブログ

昭島市、電力供給契約の見直し決定

本日行われました昭島市議会総務委員協議会にて、昭島市公共施設における電力供給契約の見直しについて報告がありました。


平成12年の電気事業法改正により、電気の小売が一部自由化され、一般企業(特定規模電気事業者)が電力供給事業に参入出来るようになりました。

その為、電力供給先の選定に関して競合入札が可能となり、財政効果も期待出来る状況となっていました。

12/1の私の一般質問の「エネルギー政策について」の中でも、水と緑の街あきしまにふさわしい、環境配慮型の特定規模電気事業者(PPS)の導入について質問をさせて頂きました。

環境部長からは、「具体的に進めて行く」との前向きな答弁があり、今回報告のあった「電力供給先の選定方法」の中でも、しっかりと「環境評価項目条件付きの一般競争入札」となっておりました。

今回対象となるのは、市役所本庁舎、清掃センター、学校給食共同調理場、市立小中学校、保健福祉センターほか11施設で、市役所本庁舎はH24年1月1日~、その他はH24年2月1日~供給開始予定とのことです。

これにより、見込みとしては年間600万円の財政効果が期待され、また電力自由化や自然エネルギーの推進の一助ともなりそうです。

今後、発送電の分離ができれば更なる財政効果も期待できますし、ますますエネルギー政策には注視をしていきたいと思います。