何が大事? | 内山真吾のブログ

何が大事?

民主党閣僚の失言とも言える発言があとを断ちません。

これは政権交代直後からあった事ですが、未だに野党根性が抜けてないのでしょうか。。。

小宮山厚労相も、議論もされていない自論を軽くカメラの前で展開し、それを受けた安住財務相も、それなりに受け流せば良いのに、ムキになって反論。

そうかと思えば、経産相の「死の町」発言(←個人的には言葉の前後がわからないので、そこまで問題発言とは思っていませんが)に続いての「放射能つけた」発言(←こっちは弁明の余地なし)。

それを受けて自民党大島副総裁は大喜びで追求の構え。

メディアも、わざわざ被災地に行ってインタビュー。

「“死の町”と言われてどう思いますか?」

と聞かれて、「良いですね」と答える人なんていますか?

こんな事でわざわざ被災地に行ってインタビューする事自体不毛の極みですが、どうせ聞くなら、

「“死の町”発言がありましたが、与野党にはそれを追求してもらいたいですか?それとも、それは一旦置いておいて政治を前に進めて欲しいですか?」

ではないですか?

野田総理には、『政局』になる事を出来るだけ避けてもらい、愚直でも泥臭くても良いので、政治を前に進めてもらいたいのですが、それ以上に、与野党の国会議員の方々にも、そこのところを肝に銘じて取り組んで頂きたいものです。