脱原発か?それとも原発推進か? | 内山真吾のブログ

脱原発か?それとも原発推進か?

「内山さんは脱原発派ですか?それとも原発推進派ですか?」

よくこの質問を聞かれます。

そして、

「じゃぁ長島(昭久)さんは?」

とも。

このブログで以前から申し上げているように、(4月2日付ブログ参照)私は3.11以前から「脱原発派」です。

しかし、残念ながらそれは現状では「夢」であり「目標」なのです。

これは私の信念でもあるのですが、

「夢を打ち上げ、そこに向けての現実的なロードマップをどう描いていくか」

がもっとも重要であると考えています。

そして、議員であるとかは関係なく、これまでもそういう生き方をしてきました。


さて話は原発に戻ります。

ここでいう「夢」とは「脱原発」であり、「現実」とは「電力供給」や「雇用」「経済」の問題でしょうか。

原子力村をどうするかなどは論外として、この「現実」はなかなか難しい。

そしてこの「現実」も、人によって議論が分かれるところでしょう。


私も長島昭久代議士も、「脱原発派」であり、「再生可能エネルギー推進派」です。

しかし、そこまでのハードルはしっかりと見据えて行かなくてはなりません。

これまで自民党政権~民主党政権まで、国策として推し進めてきたエネルギー政策を転換していくのは、社会構造、産業構造の変化にまでおよぶ話であり、ただの数字の並び変えではないのです。

そして、それを成しえないと、本当の意味での「持続可能なエネルギー政策」とはならないでしょう。


前述の「長島さんは?」の問いには、

「長島昭久代議士は、その「夢」と「現実」をしっかりと見据えて国政の場で頑張っている」

と、自信を持って言えます。

※ちなみに、菅総理が民主党若手有志議員から即時退陣要求をされているのは、菅総理が「脱原発」を表明したからでも、「原発を推進したいから」でもありません。

引き続き、私は私の立場(市議、NPO法人代表)として「脱原発」という「夢」を現実のものと出来るよう活動、また、訴え続けたいと思っています。