お米とガソリンの供給について | 内山真吾のブログ

お米とガソリンの供給について

まず始めに、この度の東北太平洋沖地震勃発により、尊い命を落とされた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

震災地の現状や原発、電力供給、また、今後の余震など、皆さまが不安に感じている事は多々あると思いますが、取り急ぎ、お米とガソリンの供給について、3/16付の農水省と経産省の発表がありましたのでご報告致したいと思います。

『お米の安定供給について』
一時的にお米が品薄な状態が発生しておりますが、これは震災後に支援物資の輸送を優先している事に加え、道路の渋滞や燃料の不足が原因で物流に混乱が生じている為です。

お米は民間在庫にも十分な余裕があります。(本年産米が出回る直前の6月末時点の民間在庫量は200万㌧程度と見込まれています。)
これに加えて、さらに政府は約100万㌧の備蓄米を保有しており、これをいつでも放出する用意があります。

国内には十分なお米があります。
※農水省3/16発表『米の安定供給の確保について』による。

『ガソリン供給の状況について』
日本には27製油所があり、そのうち地震によって6製油所が停止しました。そのことによって、石油精製能力が震災前の約70%に低下しています。被災した3製油所以外の3製油所は安全確認ができており、来週にかけて順次復旧します。この復旧が順調に進めば、震災前の86%まで石油精製能力が回復します。
それまでの間は、備蓄している石油を放出します。

この2つにより、被災地以外のガソリン供給は、生活に影響を及ぼすことない状況に変わります。
※経産省3/16発表『石油の供給について』による


当然見えない不安はありますが、必要以上の買い占めに走らず、皆で分け合い、オールジャパンで共にこの国難を乗り切って行きましょう!