しばらくサボってました。

ようやく法改正の概要がまとまりつつありますが、木造3階建ては非常に困難な建物になってきました。

今後は、そう簡単に3階建てが建てられなくなりそうです。

木造3階建ての構造計算にはKIZUKURIというソフトが一般的ですが、法改正の内容発表が遅い為に、ソフトが対応しておらず、手書きでの応力図の作成など、膨大な作業量が増えております。

いままでのようなスケジュールで事業を予定されているかたには非常に痛い法律であり、こんなに変わるのに周知して移行期間がないのも滅茶苦茶かと思います。

確かに、エンドユーザーにはよい法律かもしれませんが、手間が増えて料金が上がれば、全て発注者へ負担がかかるようになります。私ども設計者も作業量と作業期間が延びれば必然的に値上げせざるをえません。

今回の法律で木造の構造計算概要書の作成は何のメリットがあるのかさっぱり理解できない内容です。


審査する側も当然、素人ではありませんから、計算書を見れば十分理解できるはずなのに、概要書を作成して審査をしやすくする狙いなのでしょうが?計算書からアナログでポイントの転記するだけの概要書なので、転記ミスも十分考えられる。構造計算書・概要書・応力図などは、エンドユーザーが見てもさっぱりわからない内容です。そこにまた不整合になりえることがなぜ必要なのか?疑問でたまりません。


ある、業者は建売やめよう。とまで言っています。設計者たちもやめようという人はたくさんいます。

また、やりたくても、審査が進まずに資金が続かずに倒産していく事務所もたくさんでてくると思います。


今後はどうなるのか?心配でなれない日々が続いております。

すいません、今日は愚痴になってしまいました。が、ぼやいても始まらないので、チャンスに変えていくように頑張りしかなさそうです。がんばりますっ!


【今後の法改正後の流れ】

おはようございます。6/20の法改正から20日が経ちました。あいかわらず確認申請の審査が進まないのが現状です。お客様には大変お待たせしまい、ご迷惑お掛けいたします。

建築指導課やら確認検査機関の対応が以前、全くまとまっていない状況が続く中、スケジュールの見通しが建てられないのことに非常にストレスも感じているかと思います。

今日は1点・地盤調査の時期についてのご説明です。

今まで、確認申請確認済み後に検査時に報告書などで通っていたものが、確認の審査時に審査項目として増えました。これまでの文章だと簡単に考えられるのですが、深く考えると非常に時間がとられて申請が遅れる状況となってしまいます。


【チャート】

土地の取得

地盤調査

設計業務

杭・地盤改良の検討

確認申請

着工


上記のように木造でも設計時に地盤の確認と軟弱地盤の判定時の改良方法まで、確認申請にて審査が必要となりました。


今回の流れの変更で、お気づきかとおもいますが、計画地が更地でないと正確な調査ができない状況になります。SSTでの調査の場合は判定結果にばらつきがある為、近隣データなど参考にならない場合が多いのが現状だと思います。

また、JIOなどの性能保証の条件で保証会社からの改良が条件となった場合はその、改良方法の検討書も申請までに必要なため、その結果申請時期がずれ込むといった状況になり、今まで1ヶ月程度のプラン確定~確認済の期間がこれからは3ヶ月くらいかかると思われます。


今後、建築をお考えの建築主様にも影響がありますので、十分注意して計画されるようお願いします。