こんばんは!
血みどろニートです!
はい!
そうです。
前回の続きでK-1甲子園2008と出会った僕ですが。。。
衝撃を受けましたね。
自分と同い年の子達がディファ有明で大勢の観客の中で戦ってる姿。
僕の高校生活とは世界が違いすぎて衝撃を受けるのと同時に強烈に憧れました。
特にこの世代の選手は後々の格闘技界を引っ張って行くような選手が多くて非常にレベルが高かったと記憶しています!
卜部功也、HIROYA、日下部竜也、戸邉竜馬、山口裕人、佐々木大蔵など!
そしてその中のメンバーに坪井悠介という選手がいました。
確か中部地区予選準優勝で全国大会に出場。
ベスト16では北海道王者の山本選手をKOで下してベスト8に入った選手です。
僕はこの坪井選手に強烈に憧れました。
当時、坪井選手は高校3年生。
彼にとって2008年大会が最初で最後の甲子園でした。
彼はハードパンチャーで、地下格闘技に数名選手を排出している斬刃拳という静岡の道場の選手です。
サークリングしながら相手の出先に合わせて右のオーバーフックを打ち込みインファイトに持っていく、思い切りのいいファイトスタイルです。
しかし彼には他の選手にはない大きなハンデがあります。
それは彼の体が病に侵されてるということ。
彼は肺に腫瘍ができて水が溜まってしまう病気(病名は忘れてしまいましたが、数万人に1人の珍しい病気だったはずです)だったんです。
そのせいもあってか彼の体は他の選手と比べてもかなり細く、体には2回に及ぶ大手術の手術痕が痛々しく残っていました。
また、1日に1時間しか練習の出来ない虚弱体質でもありました。
それでも彼は諦めることなく、短時間で密度の濃い練習を重ね、どうしたら効率よく強くなれるか考え、努力していました。
しかし、彼はベスト16の試合の前に、病気を再発してしまいます。
再度、肺に腫瘍が発見され、医師からはドクターストップがかかっている状態でした。
そこを彼は、まだ高校生でありながら強い意志で説得、試合後すぐに入院する、何が起こっても自己責任だという誓約書を書いて試合に出場します。
そして勝っちゃうんですからね。
北海道王者に!!
本当に感動しました。
いや、驚きました。
その時の衝撃は本当に凄まじくて、
それから1年くらいは晩御飯を食べるときに毎日坪井選手の試合動画を見ていました(笑)
ファンになりすぎて、TwitterやFacebookから友達申請して何通もメールを送りました(笑)
しかも坪井選手は優しいから返信してくれるんですよね(笑)
ますますファンになってしまい、また坪井選手の様な強い人間になりたい、と考えて実際にボクシングを始めました。
当時、陸上部の影響で真っ暗だった僕の人生にまた一生懸命になれる物がみつかって、それから高校生活もだんだんと明るくなってきました!
これが僕とボクシングの出会いです!
その後、僕はジムを移籍して、また素晴らしい出会いがあってプロボクサーになりました!
ここら辺の話は以前の血みどろ2~3日目辺りに書いています(﹡ˆ﹀ˆ﹡)
坪井選手も高校卒業後はプロに転向。
残念ながらプロでは思うような結果を出せず、引退されて競艇選手を目指して猛勉強していたそうとです。
残念ながら現在、競艇選手になっているのか、それとも別の道で頑張ってるのかは分かりません。
でも、坪井選手の戦いで人生を変えられた男が確かにここにいます。
K-1甲子園キッカケで僕は格闘技にさらにハマってドが付くほどの格闘技オタクになったんですが、
未だに1番好きな選手を聞かれると坪井悠介と答えています。
それくらい僕の中で尊敬している選手であり、人間です!
以上が僕が格闘技オタクになって、プロボクサーになった理由でした!
では明日からまたテキトーに好きなことを書いていきますねー!
ではでは!