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地蔵岳の象徴“オベリスク”



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薬師岳から見た白峰三山



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南御室小屋に到着すると雪が降ってきた



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南御室小屋のテント場



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稜線上は残雪は少ない



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樹林帯はアイゼンがあったほうがよい



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夜叉神峠からの白峰三山 ガスで見えず



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夜叉神峠の登山口 高校山岳部?が多かった



 約半年振りの登山。5月3、4日、残雪期の鳳凰三山をテント縦走。夏期に経験済みの山なのだが、前回は小屋泊まり。今回は夜叉神峠から入山、南御室小屋で1泊、薬師岳~観音岳~地蔵岳を経て御在所鉱泉へ下るという過密日程である。2日目は9時間ほど歩かないといけない。ただ、ルートや景観はある程度把握しているので、初めての山に登るという高揚感はそこまでないのが実情だ。そのため、今回は初めての残雪期の登山でどんな装備なら快適に過ごせるかということが最大の興味でもある。

 残雪期の山行は初めてのため、どのような装備で行くべきか頭を悩ませた。山道具屋の店員さんの話を聞く限りでは、GW期間の鳳凰三山ならば12本爪アイゼンとピッケルは必須とのこと。「今年は雪も多く、天気図を見る限りは厳しいかも」などとエラく脅かすのである。軽アイゼンしか持っていないので、とりあえず助言どおりに購入。さらに冬用シュラフも勧められるが、あまりに高価なので、夏用シュラフ(0℃対応)とシュラフカバーを活用。寒さに耐えられそうになければ上下インナーダウンとレインウェアを着込むことにした。あとは夏山同様に、3シーズンのシングルウォールテント、ペラペラの激安マットで対応。メインの食料は同行者任せのため、行動食のみを持参。あとはガス一式。にわか雪山装備だが、さすがに40リットル用ザックではパッキングできなかったので、60リットル用ザックを使用。ザックを背負ってみると重さで腰が痛い。半年のブランクは思ったよりも大きい。

 出発前に南御室小屋のブログを閲覧すると、今年は例年よりも雪が多いそうだが、最低気温は+1℃ほどで推移し、雨が降って雪も減っているとのこと。当日の天気予報も“晴れ時々曇り”だったため、雪山童貞の苦悩も杞憂に終わりそうである。


 雪山とはいえ人出の多いGW。トレース通りに歩けば快適そのもの。陽射しが弱く、風も程よく心地いいので、人によっては夏山よりも体力的には楽と感じるかもしれない。

 山行全体を通じて使用したのは12本爪アイゼン。ただ、夜叉神峠~南御室小屋まではなくてもいい。苺平から南御室小屋へ下る樹林帯は、多少滑りやすいので軽アイゼンぐらいはあったほうがいいか。同行者はアイゼンなしで平気だった。テント泊後、早朝から出発するなら残雪が凍結しているのでアイゼン着用すべきだが、朝7時に出発したため、すでに雪が緩んでいた。軽アイゼン(4、6本爪)を使用する登山者が意外に多かったように思う。

 ピッケルは主にストック代わり。稜線上にはほとんど雪は残っていないが、薬師岳方面から観音岳への登山道には残雪があり、注意が必要。また、鳳凰小屋・地蔵岳の分岐点からアカヌケ沢ノ頭へアップダウンが続くが、残雪の急傾斜があるので、そこはアイゼンはあったほうがよさそうだ。結局、ピッケルを使ったのは地蔵岳から鳳凰小屋へ下る急坂のみ。木や岩などの遮蔽物が少ない雪の斜面が広がっているので、滑落停止訓練を行った。

 山行自体は残雪期未経験者でも特に危険ヶ所は少ないと感じたが、テント泊装備に関しては改善の余地がある。3シーズン用シングルウォールテントを使用したが、内部の結露が凄まじく、凍りついてしまった。やはりダブルウォールのほうがいいのか。今回は1泊のみだったので、テント内が濡れても支障はなかったが、2泊以上だと正直キツイ。また、当日、雪が降り始め、最低気温が-2℃まで下がり、0℃対応のシュラフでは寒くて寝付けない。インナーダウンは必要だ。


 元々、夏山のみを考慮して装備を揃えていたので、残雪期用に道具を買い足すのが非常に無駄だった。これが最大の反省点か。例えば登山靴だが、最初から12本爪アイゼンを装着できるタイプのものを購入しておくべきだったし、シュラフに関しても-6℃対応ぐらいの、テントも3シーズンではなく、オールシーズン用を購入しておけばよかったと後悔している。安物を買っても何の得もない。新たに買い直さないといけないので、それなりに登山を続けようと思ったら、値段が高くても良い道具を購入したほうがよい。


 



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山麓の大沼から望む黒檜山

登山客よりも行楽客のほうが目立つ



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駒ケ岳経由の登山口



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駒ケ岳までの登山道は整備されており、歩きやすい



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駒ケ岳 登山口からの標準タイムは1時間30分



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駒ケ岳からの眺望



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駒ケ岳~黒檜岳までは木の階段で急登が続く



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黒檜山山頂 駒ケ岳からの標準タイムは約30分



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山頂は広いが、登山客も多い



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黒檜山直登ルート 



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直登ルートから大沼や赤城神社を見下ろせる



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直登ルートの登山口へ下山

熊被害の看板が怖い



 最近、私の周辺にもにわかに山登りに興味を持つ人たちが増えつつある。いわゆる山ガールブームってやつだが、とはいえ、あれはそもそも、商業的な売らんかな作戦の一端であって、おそらく電通辺りが噛んでいそうなだが、山ガール的オシャレアイテムを購入すればそれで満足、山登り自体はそのオマケぐらいでしかないのではなかろうか。登山前は期待に胸を膨らませる無邪気な笑顔だが、道中は汗だく+終始無口、下山後は疲労のため死に体という女子を何回か見た経験からである。

 私自身、ブームに乗って山登りを始めて半年ほどのズブの素人に他ならないが、このたび、なぜか山登り未経験者2名を連れて山登りに行くことになった。しかしながら、奴らの念頭にあるのは、山登りといえば富士山(登ったことがないのだが)ぐらいの感覚しかなく、東京からの日帰りという条件では、それに匹敵するのは、そもそも無茶を言い過ぎである。山登りなんてそんなにいいものじゃないですよ、疲れるだけですよ、と高まった期待のハードルに冷や水を浴びせつつ、初心者でも安全確実に登れる山を調べた結果、赤城山の最高峰、黒檜山に登ることにした。本来なら一度は行ったことがある山のほうがいいのだが、それはそれである。

 黒檜山。標高1828mとそこそこの高さを誇るが、標高差は約500mほどで、山頂までは2時間ほど。登山口は2つあり、今回は駒ヶ岳経由のルートを選択。こちら側の登山道は、整備が行き届いており、基本的に木の階段をひたすら登っていく。下山の際は黒檜山からの直登ルートを利用した。こちらは、自然の地形を生かした登山道で、基本的に岩が多く、落ち葉が堆積し、滑りやすかった。実際に歩いてみた感想だが、登りは直登ルート、下りは駒ヶ岳経由のほうが快適に歩けるような気がする。


 しかしながら、人を連れていくのは思ったよりも気疲れするものである。何でもないような段差でつまずいて、捻挫とかしないでくれだとか、このヤブからいきなり熊が襲ってきたらどうしようなどと、道中、無駄に気を揉みすぎ。普段では楽しいバカ話も、道中は常にうわの空である。歩くペースを調整しつつ、登山の蘊蓄を嫌味にならない範囲で披露したりと、添乗員級の気に使いよう。人についていくのがどれほど楽なことか。まあ、この山は体力的に楽なので、下山後の死にそうな顔を見なくて済んだのはよかったし、登山客も非常に多く、山登りが流行っている感じを満喫してもらい、お世辞にも楽しかったといってもらえたのは幸いである。

 そういえば、先日、静岡県の沢口山で遭難した男女が救出された旨のニュースを見たのだが、報道を見る限り、男女が仲良く山登りに興じる「山コン」なる新たなコンパなる山行のこと。命は助かったとのことだが、男性陣は不甲斐ない姿を晒し、面目丸つぶれであろう。男女平等ならぬ、今や女が強い時代だが、山の中ぐらいは男が頼りがいのあるほうがいいし、そのほうが絶対にモテると断言する。漫画「岳」にもそのような1シーンがあったような気がする。そういった意味では、遭難の心配は皆無、地図なしコンパスなしでも比較的安心の赤城山ぐらいが山コンにはお似合いなんだろう。



 



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妙義神社



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妙義神社南の登山口 一般登山口ながら長い鎖場あり



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大の字へ昇る鎖場 10mほどだが、足場がしっかりしているので昇りやすい

ここで不安に感じたら稜線にはいかないほうがよい



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大の字と呼ばれる巨大な看板? 妙義神社奥の登山道からはここを経由する



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大の字を通過して林道を登っていくと辻の看板がある 

岩にペンキで「キケン 上級コース」と記され、ここから表妙義の縦走ルート



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奥の院の右手にある7m外傾鎖 最初だけ腕力頼りで登ればすぐ足場がある

それから後は鎖を補助的に使って登れる



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ビビリ岩の鎖場 昇ってからさらにトラバース気味の鎖あり



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大のぞきまで行くと30m鎖場の下ることになる



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滑り台状30m鎖場を見上げる

足場が少ないので鎖頼みになるので注意



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滑り台状30m鎖場を下る登山客

他人を見ると危険度がわかる



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表妙義の最高峰 相馬岳山頂 質素ながら看板あり

南側に金鶏山がそびえる



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相馬岳から金洞山方面へ向かう茨尾根

鎖場もある



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鷹戻しに近づくにつれ、注意を呼びかける看板が見られるようになる



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相馬岳~鷹戻し間にあるエスケープルート(中間道)

道が悪く、急造感は否めないが、鷹戻しよりは圧倒的にマシ

鎖場などはない



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堀切にも危険を知らせる看板がある

おそらくほとんどの人が無視しているのだろう



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8mの外傾鎖場 鷹戻しの看板が右側にある

傾斜はたいしたことがないが、足元が悪く、滑りやすい



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急傾斜のトラバース道 鎖があるので通過できるが、なければ難しい



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鷹戻しの登り 最初の鎖場

簡単そうだが、足場がほとんどなく、滑りやすい

鎖が岩の上部に挟まり、非常に持ちにくいので、意外に腕力がいる



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最初の鎖場を越えるとすぐハシゴがある



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鷹戻しの2番目の鎖場 ハシゴを昇った左側にある

鎖の直下は2~3人は休憩できるほど広いのがうれしい

鎖は2本交差した形で昇りにくい 昇りきってから左にトラバースし、3つの鎖場が続く

ここで半分ぐらいの行程 足場はなく、グリップもきかないので完全に腕力のみで昇らないといけない

私はここを昇ってから先の長さにビビッて撤退を決意



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鎖は握りやすい太さ



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稜線からの景観は素晴らしい



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岩場は全体的に滑りやすい

当日は雨上がりのため、さらに滑りやすかった



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表妙義のマップ



 1ヶ月ほど前、図書館で読んだ登山雑誌『山と渓谷』2010年6月号に興味深い記事が載っていた。「妙義山 整備か 登山禁止か?」の見出しが目を引いたのだが、その内容は、昨年に遭難事故が相次ぐに至り、行政と地元山岳会、登山者が会合を開き、今後の方針を話し合ったというもの。妙義山といえば、車関連の走り屋の聖地といったイメージしかなく、都内近郊にそのような危険地帯があったのかと興味をそそられた次第である。

 記事を読む限りは、登山者の安全のために鎖やハシゴを撤去しようと苦渋の決断をした行政に対し、地元山岳会が猛反対。最終的に鎖場やエスケープルートを徹底整備することで、従来通り、一般登山客にも門戸が開かれることになった。ただし、整備することによって、これまで以上に登山初心者が安易に訪れ、現状より事故が増えるのではと取材者からの警鐘で記事が結ばれていた。また、このレポートを受けて、実際に事故が多発している核心部“鷹戻し”を歩いた検証レポートが掲載されており、写真点数は少ないながらも、その筆致から難度の高さが窺えた。いわく、槍穂高縦走よりも困難で、もはや一般登山道ではなく、アルパインルートの世界とのこと。一般登山者は立ち入らないようにと、配慮した内容である。

 ただ、こうした記事が掲載されると、かえって興味を惹かれるのは世の常。無論、私も読後から刺激されぱなっしだったのだが、鳳凰三山のオベリスク程度も昇れない自分ごときが足を踏み入れてようものかと悩んでもいた。ところが、ネットで妙義山について調べてみるにつけて、少ないながらも、この危険地帯を縦走しているツワモノがチラホラ見受けられ、案外楽々とクリアしているようである。中には女性もいる。こうしたネット情報の流布も手伝って、登山者が増え、事故につながるとの見方もあるのだが、都内から日帰りでいけるという好アクセスも手伝って、ようやく重い腰を挙げることにした。

 この妙義山。1つの山ではなく、標高1000mほどのピークが連なる岩峰地帯のことで、いわば妙義連峰といったところ。事故が多発しているのは東側の「表妙義」と呼ばれる地域で、中でも、鎖とハシゴが連続する50mほどの絶壁「鷹戻し」が核心部とされる。その他、スベリ台状態になった30m鎖場やルンゼ状の2段25mの鎖場など、一歩間違えると重傷もしくは死亡は当たり前という危険地帯が目白押しである。

 実際に登山道を歩いてみると、確かに鎖場は多く、その高度感も半端ではない。断崖絶壁を横目に急傾斜の鎖場を越えないといけないので心臓にも悪いのだが、一番問題なのは、鎖場などで足場や手がかりがほとんどなく、しかも土が付着し、異様に滑りやすい。腕力のみで数m上の鎖を昇らないといけないので、日ごろ、運動していない人間には非常に厳しいと思われる。また、当日は雨上がりだったため、通常よりも余計に滑りやすくなっていた。一般向けの登山道で数人と出会ったが、皆、雨上がりの状態を懸念していた。

 

 10/23(土曜)

 妙義神社南口登山道~奥の院~大の字(奥の院へ戻る)~ビビリ岩(鎖場の2連続)~大のぞき(スベリ台状30m鎖場)~白雲山~タルワキ沢のコル(エスケープルート1)~相馬岳(表妙義の最高峰)~茨尾根のピーク~堀切(エスケープルート2)~鷹戻し(撤退) 堀切へ戻り、エスケープルートを下る。


 妙義神社からの縦走コースの場合、標準タイムで8時間ほどかかるため、標高が低いながらも体力勝負となってくる。また、鎖場や急傾斜の岩場が多いため、腕力が必要。鷹戻しはハシゴもあり、鎖場ごとに足場もあるので休憩しながら登れるが、鎖場の途中で腕力に限界が来て滑落する可能性が高い。ノートパソコン以上に重いものを持たない私には無理だった。

 縦走するならば、妙義神社側からでなく、反対側の中之嶽神社からの登り、余力が残っているうちに、ルンゼ2段25m鎖場と鷹戻しの下りをクリアしたほうがよさそうだ。その他の鎖場は多少足場と手がかりがあるので、何とかクリアできるものと思われる。


 松井田駅からタクシーを利用。約15分で2000円。タクシーの運転手がいうには、妙義山が危険なことは地元では有名とのこと。しかしながら、当日は若い女性の登山客の姿もみかけ、山ガールが鷹戻しをクリアできるのか…と驚きつつも、帰りの電車の中で自分の不甲斐なさが身に沁みた1日だった。

 

 


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涸沢までの登山道 紅葉が見ごろ



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涸沢ヒュッテのテラス


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涸沢のテン場



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涸沢の早朝 山肌を朝陽が赤く染める



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穂高山荘から奥穂方面を見る



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奥穂高岳方面へ登る登山道は最初が急峻



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奥穂高岳山頂



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奥穂山頂から見たジャンダルム



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穂高山荘の向こうにそびえる涸沢岳



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涸沢岳山頂



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涸沢岳山頂から奥穂~北穂間ルートを見下ろす



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涸沢岳直下から鎖場の連続



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足元が一枚岩なので雨天時は滑りやすそう



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他の登山者を見ると難コースだとわかる



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整備されているので気を抜かなければ危険は少ない



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北穂側の斜面は鎖やハシゴは少ない



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北穂南峰の直下



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北穂山頂 山小屋はほぼ隣



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北穂山小屋から大キレットが見える



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北アルプスのランドマーク的存在、槍ヶ岳はわかりやすい



 山登りを始めて約半年。ようやく初年度の目標であった北アルプスへ訪れた。自分の性格・体力を考慮して冬山はやるまいと決めているので、おそらく今年最後の本格的な山登りである。

 過去最高40万人の登山客が訪れたという今年の夏の富士山の混み具合は尋常ではなく、ニュースを見るたびに辟易させられたものだが、こちら紅葉シーズン真っ只中の涸沢も負けてはいない。3連休前を外し、わざわざ有休をとって平日(10/7~9)に赴いたにも関わらず、凄まじいまでの人出。ただ、登山目的というよりも涸沢まで行き、そこから穂高周辺の紅葉を撮影しようと意気込む中高年の団体客が多く見受けられた。事実、涸沢ヒュッテには撮影場所の確保のため、早くから三脚がズラリ。モーターショーでコンパニオンに群がるカメコか、お前らは!? と茶化さずにはいられないほどの盛況ぶりであった。


 10/6(水曜)

 この不況にも関わらず、なぜかサービス残業している同僚を横目に、定時で仕事を終え、帰宅。新宿発の夜行バスに乗る。23時出発。翌6時に上高地バスターミナルへ到着。隣のおっちゃんのイビキで眠れず。不快。


 10/7(木曜)

 バス内は26℃に保たれ、山ジャケットを着ていると若干暑いぐらいだったが、バスから降りると相当に肌寒い。じっとしているだけで身震いするほどで、すぐに出発。歩いているうちにすぐに身体が温まってきた。案内板も整備され、道に迷うことはない。上高地~明神~徳沢~横尾~涸沢まで、標準タイムで約6時間。横尾まではほとんど平地でサクサク進めるが、1泊2日だとせわしない山行となり、2泊となると真っ当な勤め人は気軽に来られない。このアプローチの長さが敷居の高さのように感じる。

 上高地(6時5分発)~明神(6時48分)~徳沢(7時30分)~横尾(8時23分)~本谷橋(9時29分)~涸沢(11時18分着)。テント装備で約5時間。虚弱体質の私にしては頑張ったほう。本谷橋まではほぼ平地だが、ここから本格的な登りとなる。登山道周辺にも紅葉が目立つ。涸沢でテント泊。ここに定着し、明日は最低限の装備で、奥穂高岳~北穂高岳を結ぶ岩稜ルートへ。

 テントは14時から受付。事前にテントを張って場所を確保。地面に細かな石ころが転がっており、マットありでも若干背中が痛い。ベニヤ板などの貸し出し可能。大人1泊500円。


 10/8(金曜)

 早朝6時出発。もう少し早く出たかったのだが、日の出が山肌を赤く染めるという景観が素晴らしいとのことなので、それを見る。年齢が増すと共に感性が鈍っていくが、これには少し感動。涸沢ヒュッテには撮影目的の素人カメラマンが多数。奥穂高岳へ向かうパノラマコースは撮影の邪魔になりそうだったので、涸沢小屋経由の登山道へ。前半はテン場を見下ろす歩きやすいルートだが、途中からザイテングラートと呼ばれる岩場の急登となる。クサリ、ハシゴ共にあるが、まあ、許容範囲。穂高山荘に7時45分着。山荘の南に奥穂高岳、北に涸沢岳。奥穂高岳は国内3位となる標高3190m。最初のアプローチこそ急峻な登りで、高度感のあるハシゴを登るが、慣れればそう怖くはない。そこを越えればあとは危険ヶ所はほぼなし。山頂からの眺望は圧巻。北には、涸沢岳と北穂高岳の間に槍ヶ岳が望め、南西には、奥穂~西穂高岳を結ぶ危険ルートとジャンダルムがそびえる。南東には、前穂高岳への吊尾根が伸びる。あいにく富士山は見えなかったが、北アルプスを代表する岩稜ルートを見れば、今後の山行への期待も膨らむというもの。

 奥穂高岳を下山し、今度は涸沢岳を経由して北穂高岳へ向かう。奥穂~北穂間もなかなか急峻なルートとされているが、大キレットに比べれば全然楽勝とのことで、せっかく北アルプスまで来たのだから、とりあえず行っとく? ぐらいの感覚である。まあ、奥穂高岳だけのピストンなら、時間が余って暇つぶしが面倒だ。今回は文庫本を持ってきてないし、単独行はこのへんが煩わしい。

 涸沢岳は奥穂高岳に比べて登りやすく、難所はない。しかし、その標高は3103mと国内でも指折りである。基本的に穂高山荘の宿泊者が暇つぶしに登るというのが実情のようで、わざわざ北穂高岳へ向かう人は少ない。反対に北穂高岳から奥穂高岳へ向かうのが正規ルートとされる。事実、ここで出会ったのは、すべて北穂高岳から来た登山客ばかり。後ろを振り向いても後に続く者はいなかった。

 涸沢岳山頂からこのルートが一望できるが、切れ落ちた高角度の下りは凄まじい。不安に感じたら行かないほうがよい。涸沢岳直下の急勾配の下りは足元が見えにくいが、ゆっくり降りればどうにかなる。鎖場、ハシゴの連続だが、手入れが行き届いている証拠でもある。反対に最低鞍部からの登りは、鎖やハシゴはほとんどなく、岩登りが中心。体力がないとこの辺りでバテてくる。ほとんど休憩なしだったため、久しぶりに“膝が笑う”状態になった。個人的にこのルートの核心部は、涸沢岳直下の下りだと思う。これをクリアすれば、あとは気を抜かなければどうとでもなるし、恐怖を感じるほどでもない。北穂高岳の南峰まで登ると、一旦巻き道を下り、北峰へ再度登りとなる。あいにく、ガスっていたため、槍ヶ岳は望めなかったが、山頂にある北穂高小屋から大キレットを見下ろせた。


 10/9(土曜)

 下山。深夜2時頃にテントを叩く雨音で目が覚める。1日中、雨。テントの撤収が面倒。雨あしが弱まったのを見計らい、一気にテントを片す。シングルウォールは雨に弱い。帰路は下山者で大混雑。雨で滑りやすいため、苛立ちは隠し、ヨチヨチ下る年配者には笑顔の対応。丸くなったものである。

 涸沢7時45分発、上高地11時50分着。濡れたテントが重い。足は大丈夫だが、肩に食い込むザックに四苦八苦。

 

 上高地~横尾までの平坦部では、すれ違った人とは挨拶をしないのが当たり前のよう。山での挨拶は、互いに印象を与え、遭難時の対策という一面を持つのだそうで、それを考えれば、まあ、多くの人とすれ違うのだから、印象など残りはしない。逆に、奥穂~北穂間で出会った登山客は総じて饒舌だった。危険にも関わらずバカなことをやっている同志と思ったのか、安心感からか、不思議なものである。



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地蔵岳の賽の河原 背後にそびえる巨岩帯がオベリスク



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地蔵岳賽の河原にある地蔵群



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観音岳山頂 三山の中で最も標高が高いが、何か地味



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薬師岳山頂 とにかく広い



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鳳凰三山の象徴オベリスク 山頂の巨岩下に1人立っているが、そこまでは比較的容易



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オベリスクを登る登山客たち



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鳳凰小屋



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小屋の2階が宿泊場所



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観音岳から見たオベリスク 目立つ



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ドンドコ沢川沿いルートにある最初の滝 南精進ヶ滝

迂回ルートもあるが、見晴台から望む



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2番目の滝 鳳凰の滝 本来の登山道から10分ほど離れた場所にある

そんなに眺めがよくないのでわざわざ立ち寄らなくてもよい



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3番目の滝 白糸の滝



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4番目の滝 五色の滝 ここだけ滝直下まで行ける



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白鳳峠から広河原へ 下山には脚に負担がかかり過ぎる



 気ままな単独登山も団体さんに囲まれては居心地が悪い。約1200mの標高差を考慮した結果、しんどそうだと、テント山行を放棄した自分の腰抜けぶりを後悔するしかない。タコ詰め状態の山小屋のフトンの中、耳ざわりなイビキ、奇声に似た寝言、寝相の悪い隣人などに辟易しつつ、単独の山小屋泊は二度とすまいと心に決めた、そんな山行であった。テント+シュラフのあの密閉感、狭いながらも外界と隔離された自分だけの空間が恋しい。テント泊の自由さを再認識した次第である。(しかし、女性1人で山小屋に泊まるのはいかがなものか)

 

 友人が絶賛していた鳳凰三山。山名の響きからして只者ではない上、その象徴たるオベリスクの勇ましすぎる呼称たるや、一度は登ってみたいと思わせる、何やら得たいの知れない魅惑に満ちた山である。もはや南アルプスには一度は足を踏み入れた身。軽い気持ちで赴いたのである。

 この鳳凰三山、地蔵岳、観音岳、薬師岳の三つのピークからなるプチ縦走ルート。標高は3000mには満たないが、真ん中の観音岳が2840m、地蔵岳、薬師岳がそれぞれ2760、2780mあり、森林限界を越えた稜線沿いを辿る登山道からの眺望は目を見張るものがある。

 JR韮崎駅からバスで青木鉱泉にある登山口から鳳凰小屋へ1泊。翌日、登頂し、赤抜沢ノ頭~高嶺~白鳳峠から広河原へ下山する1泊2日の行程である。青木鉱泉行きバスは4~10月末の土日のみの運行。ほとんどの登山客は御座石鉱泉で途中下車。御座石鉱泉にも登山口があり、こちらは標準タイムが5時間半。青木鉱泉からは約5時間である。地形図を見て等高線の密集度を考慮。青木鉱泉のほうが比較的マシと判断。途中に4つの滝があり、こちらも景勝地としてそこそこ有名とのこと。

 青木鉱泉までのバスはある意味、地獄。約1時間ほどだが、後半はひたすら悪路続き。胃袋を絶妙に刺激し、そこはかとなく吐き気が催すほど。寝不足気味の身体には酷である。青木鉱泉到着後、すぐに山登りを開始。鳳凰小屋へは川沿いのルートと山中ルートに分かれるが、地形図には川沿いルートしか記されていないので、川沿いを進む。その他、薬師岳方面へ向かうルートあり。

 川沿いルートは急な登りはなく、出足は快調。身体が温まってくる頃から本格的な登りが始まるのもいい。登山道も整備され、足元はしっかりした土で歩きやすいが、鳳凰の滝あたりから足元に転がる石が負担になり、さらに険しい登りが続く。テント装備でなくてよかったと心から安堵。

 途中に4つの滝(南精進ヶ滝、鳳凰の滝、白糸の滝、五色の滝)があり、鳳凰の滝以外は登山道から望める。中でも、五色の滝は直下まで行け、圧倒的な迫力を体感できるのが素晴らしい。しばし時を忘れて見惚れてしまった。

 鳳凰小屋には15時50分頃に到着。11時前から登り始めたのでおおむね標準タイムと同じ。受付を済ませ、後から来た5人組と一緒に宿泊の案内を受ける。前日に鳳凰小屋についてネットで検索したのだが、何やら悪評を散見。本格的な山小屋泊は初めてのため、比較検討はできないが、どこが悪評につながるのか興味があった。ネットの掲示板では、どこが悪いのか要点を得られなかったが、案内してくれた女性スタッフは愛想もいいし、対応もいい。夕食のカレーもお代わり自由で味もなかなか。しいて言えば、長机にタコ詰めにされて、他人と片寄せあって食事しないといけないことぐらいか。山に登るぐらいの豪快な人間には気になるほどでもないのだが…。


 2日目。4時起床。ご来光目当ての登山客が3時頃からパッキングを開始。山小屋泊のエチケットはよくわからないのだが、3時頃からゴソゴソされるのは気が滅入る。早く出発したいなら前日にパッキングを済ませておけよ、と大人げなく立腹。隣に寝ていた団体客がごっそり出発したのを確認し、寝具を片付け、5時に出発。外はまだ暗い。ヘッドライトの明かりを頼りに観音岳方面の近道コースへ。稜線にたどり着いた頃には、すでに日が昇っていた。それと共に強風が直撃。ロンTとTシャツのみでは厳しいので、レインウェアを防寒着に代用。ガスってきたため、眺望は諦め、ピークハント最優先。暑さに弱い私にとって、気温の低さが逆にありがたい。薬師岳まで快適な山行だった。薬師岳で小屋で用意してもらった弁当を食す。中身は白飯+漬物2品、焼肉3枚。街では粗食だが、山ではご馳走。素朴ながら美味し。

 薬師岳からピストンし、そのまま地蔵岳へ。ここに来た登山客なら、その象徴たるオベリスクを目の前にすれば、誰もが登頂を目指すのではなかろうか。岩登りの経験皆無の私だが、高度感さえ我慢すればなんとかなるだろうと、安易に挑戦。この日は風が強いにも関わらず、オベリスクの先端でジャンプしているツワモノを遠くから視認していたし、結構年配の中年女性が山頂まで行けたと大はしゃぎしていたのが背中を押した。結果は惨敗。途中までは楽に登れるのだが、山頂直下のロープ手前の岩が越えられない。岩に手がかりがなく、ツルツル。よくもまあ、こんなとこ登ったなあと感心しつつ、さてどうしようと思案すること10秒。確かこういう場合には、岩と岩の間に手を突っ込んで、支えるみたいな、何かそういった登攀テクがあったような…。まあ、無茶して落ちたら迷惑になるのでスッパリ諦めた。ただ、撤退する時は何となく気恥ずかしい。このオベリスク、とにかく結構な人がいろんな所から見ており、誰も自分のことなど気にしてはいないのだろうが、大勢のギャラリーの前で失態を演じた気分にさせられるのだ。自意識過剰か。旅の恥はかき捨てではあるが、腕に覚えがないと挑戦しないほうがよい。

 そそくさと地蔵岳を後にし、赤抜沢ノ頭へ。白砂の稜線上を辿り、高嶺と呼ばれるピークを経由し、白鳳峠へ。高嶺からの眺めは素晴らしいのだが、高嶺から白鳳峠へは凄まじく急な登山道を下らないといけない。脚への負担は想像以上。さらに白鳳峠から広河原へのルートも異様に長く感じる。足の爪は死んだし、足首ガクガク。テント泊ではなくてよかったと、心変わりが目まぐるしい山行だった。