水上爆撃機「瑞雲」の秘話(加藤昇元海軍中尉のお話) | 先人のお話

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私が聞いた昭和史、戦争体験談をお伝えします。

平成27年8月15日京都護国神社にて「元海軍中尉 加藤昇さん」からお聞きしたお話です。

水上爆撃機「瑞雲」機長として従軍されたエースパイロット加藤昇さん(京都市伏見区)が秘話と言

うほどではありませんが色々と面白いお話をしてくださいました。

  水上爆撃機「瑞雲」

加藤元中尉のお話

・モールス信号を送信するのに手袋は邪魔で素手で行っていた

・しかし高度3000mくらいだと寒くて寒くて手袋なしではいられなかった、しかし手袋をしてのモールス信号は素手の時と比べ10分の1位のスピードだった。

といったお話でした。

 また敵戦闘機グラマンに遭遇した際に

・敵兵(アメリカ兵)の顔を見えるくらいまで接近した

・その際に海上スレスレまで低空飛行し敵戦闘機の追尾を振り切った


なる危機迫る切迫したお話をお聞きしました。


 戦後70年が経過しました。もう先の戦争は歴史の域に達しています。

 戦後70年が経過した平成27年にアメリカ軍戦闘機と空中戦を行ったなどという体験談を聞けた

のは本当に貴重なものだったと思います。