某日、ラジオ関係の人から連絡が入る
ブラックエンジェルさん、あなたの廃墟愛が伝わりました、もしよければ今度取材に同行してくれませんか?
私が廃墟に?廃墟愛?何それ?
目が点になる私
つまり、話はこうだ
某ラジオ局で夏の特番で廃墟巡りをしたいとの事、しかも其処は二十年以上前から折り紙付きの有名な心霊スポット
ん〜…行きたいけど…断る
どうせユタじゃ洒落にならないか金銭的な意味合いで私に頼もうとしてるんでしょ?
いやぁ、ち、違いますよ〜
あなたの隠れファンが居て取材に同行してもらいたいみたいなんですよ〜
で、どんな子?
こんな子です
はい、行きます
それを聞いた
担当者はぶっ倒れた
いざ、廃墟につくと
まるで●●●●●のように饒舌に語る
いいですか皆さん こういった廃墟、廃屋は日本中、あるいは世界中に存在する
皆さんが幸せそうに過ごす今頃にもただただひっそりとたたずみじーっと誰かが来るのを待っているのです
しかし
取材班は見てはいけないものを見てしまった
なんと
天井に屁張り付きたたずむ得体のしれないものを見たのだ
一方
そんなこと知らずに自分に酔いしれ永遠と語る私
後ろをふり向くと
取材班はバックれていなくなっていた
完全に固まる私…
オカルト妄想日記終わり