で、私はなんとなく怖さがあったので
どうしましょうかね、この辺で泳いどきますよ
と、言いました
実は私金槌なんです
すると先輩が、初めは怖いかもしれないけど慣れだからさ!
と言います
基本的に彼は私と会う時は酒を飲んでるのでちょっとだけ気が大きくなっています
私も悩みましたがウエットスーツを着ると浮力が上がるのでそれプラス救命具のチョッキ(名前がわからずすみません)
を付けて海に再び入りました
先程までは、周りに子供達の声が響いてたし波もまるで湖のようになかったので
まったく怖くなかったのですが
先輩のあとを付けて泳いでいると右手は岩
左手は海という状態ですが
だんだん足がつかなくなってきたのです
それも先程までの海のあったかさはなくなり冷たくて下は深い青でまったく下が見えません
おまけにさっきと違って波が高くなってきました
私は海に関しては無知で
地形や場所によってその日の天気と違って波が立つ場所があるということを初めて知りました
それでもおかまいなしに先輩は前を行きます
すると地元の米兵のアメリカ人の若い人達が奥のほうで楽しそうに飛び込んで遊んでいます
しかし打ちつけては返される波に私は笑えませんでした
つづく