今日は「サーフボード選びの悩み解決!波のサイズと自分に合うボードの関係性【初級〜中級者向け】」について書こうと思います
1. 波のサイズとボードの長さの基本原則
一般的に、波のサイズに合わせてボードを選ぶ際の考え方。
・小波(ひざ〜腰): 浮力と長さがあるボードが有利。波のパワーが弱いため、滑り出しを助ける面積が必要です。
・中波(腹〜胸肩): 最も選択肢が広いサイズ。操作性と直進性のバランスでボードを選びます。
・大波(頭〜オーバー): テイクオフの安定性と、波の斜面をホールドするための「長さ」が再び重要になります。
1⃣先ずは現代のショートボードから
1990年代のような「細くて薄い」デザインから、「浮力を確保しつつ動かせる」デザインへと進化しています。特に初中級者であれば、最新トレンドとして以下の数値を目安にすると分かりやすいと思います。
① 長さ(Length):5'8" 〜 6'2" 前後
主流の変化: 以前よりも少し短めに設定しつつ、幅や厚みでボリュームを補うのが現在の主流です。
目安: 自分の身長と同じ、もしくは +5cm 〜 +10cm程度 が扱いやすい標準サイズとされています。
② 幅(Width):19" 〜 20" 前後(約48.3cm 〜 50.8cm)
主流の変化: パドリングの安定性と、波のパワーがないセクションでも失速しないよう、広めの幅が好まれています。
目安: 初中級者なら、20"(50.8cm)前後の広めなものを選ぶと、テイクオフの安定感が格段に増します。
③厚み(Thickness):2 5/16" 〜 2 1/2" 前後(約5.9cm 〜 6.4cm)
主流の変化: 「隠れた浮力(Sneaky foam distribution)」がキーワードで、胸の下など必要な部分にしっかり厚みを持たせる設計が一般的です。
目安: 2 1/2"(6.35cm)前後のしっかりした厚みがあると、日本のパワーの弱い波でも滑り出しがスムーズになります。
④容積(Volume):33L 〜 37L が最も多く使用されている。
トレンド: 欧米の市場データでは、33L 〜 37L のボリュームを持つボードが最も人気があり、売れ行きも早いという結果が出ています。
選び方: 自分の体重に対し、中級者なら 40%〜50%程度 の数値(例:体重70kgなら28L〜35L)を基準に、少し余裕を持たせるのが今の「乗りやすさ」のトレンドです。
初中級者向けには、「数値そのもの」よりも「浮力(L:リッター数)を少し多めに取ることが、上達への一番の近道です」
2⃣ オルタナ系ボードで楽しむ「波のサイズ」
人気のオルタナティブボードが、どのようなコンディションで本領を発揮するのか。
①フィッシュ (Fish)
得意な波: ひざ〜胸サイズの、少し厚め(マッシー)で横に走れる波。ボクは5’8”のTappy Yoshikawa氏シェープのサンディエゴフィッシュで胸~頭前後の波を楽しんでいます。

魅力: 短いながらも幅と厚みがあるため、小波でも驚くほど加速し、スケートボードのようなルースな動きを楽しめます。
②ミッドレングス (Midlength)
得意な波: もも〜頭サイズまで、非常に幅広いコンディションで活躍。ボクは数本のミッドレングスを持っていますが写真のボードは7’9”のRich Pavel氏シェープのシングルフィンで腰~頭オーバーまで使用しています。

魅力: ロングボードのようなテイクオフの早さと、ショートボードに近いターン性能を両立。特に「波が割れにくい厚い日」や「混雑していて早めに波をキャッチしたい時」に最適です。
そして初心者が陥りがちなボード選びの落とし穴があります。
「最初の1本は浮力のあるロングボードが良い」とよく言われますが、ある程度乗れるようになってくると「もっと動かしたい!」という欲が出てきます。
確かにロングボードは小波の時にたくさんテイクオフできますがターンはボードが曲がりにくく、掘れた波や少しサイズが上がると難しくなります。
かと言ってプロと同じような短いショートボードを買っても、浮力が足りずテイクオフすら難しい、といった現実的な問題が生じます。
初中級者の波のサイズ別「失敗しない」ボード選びとは
・小波(ひざ〜腰)では「初心者でも簡単に波に乗れる楽しさを優先するなら、ミッドレングスやフィッシュが絶対おすすめ!」ショートボードは初中級者ではスタンドアップしてからボードを走らせる技術が未熟なためスタンドアップだけになりがち。
・中波(腹〜頭)ではショートボードへの挑戦も良いでしょう。もちろん、ミッドレングスはとても楽しめるサイズです。
大波(頭以上): このサイズはまだ焦らなくてOK、まずは安全第一で、いつものボードで慣れることを優先しよう。
ショートボーダーにはオルタナ系ボードを「次の1本」
ミッドレングスとフィッシュを、ショートボードへのステップアップ途中の「つなぎ」ではなく、「新しいサーフィンの楽しみ方」があります。
ショートボードでは味わえないドライブ感や浮遊感です。
①フィッシュ: 小波での回転性の良さ、スピード感。週末サーファーが遭遇しやすい「力のない小波」を楽しむためのベストチョイスではないでしょうか。
②ミッドレングス: テイクオフの速さを活かして波をたくさんキャッチできること。ショートボーダーが手を出さないような厚い波でも遊べる「マジックボード」になりでしょう。
自分だけの「マジックボード」を見つけましょう
「このガイドを参考に、自分の行くポイントの波質や、なりたいサーフィンスタイルに合わせて、ぜひ次の1本を探してみてください」
それではまた。


















