高校生のとき,麻雀にはまっていました.
僕がはまっているっていうことはそれしかしないってことです.
もちろん本分である受験勉強もしていましたけど
頭の中はあくまで麻雀が支配していました.

麻雀に強くなろうと思えば,麻雀に強い人の麻雀を真似することから始まるわけで
僕もいろいろなプロ雀士の真似をしてきました.

麻雀のプロって言われても知らない人が多いかと思いますけど
めちゃくちゃいっぱいいます.よくも悪くも.
中でも有名なのが桜井章一っていう人です.
裏の世界を知り尽くしているとか,べらぼうに麻雀強いとかで
マンガになったり映画になったり小説になったりしている人です.
その人の言葉で「心温かきは万能なり」というものがあります.
高校生のときはよくわかりませんでした.「ふ~ん」くらいなもんで
大して気にも掛けていませんでしたし,大学に入ってからもそれは変わりませんでした.

ただ,今お世話になっている企業で仕事をさせてもらって,初めてこの意味がわかりました.


僕はナルシストなので「いかに死ぬか」みたいなことを考えたりもするんですけど
昔はどう死んでもいいと思っていました.死に方は問題ではなく
それまでどう生きてきたかが重要なんだと思っていました.
まぁそれもおおまかには変わっていませんが
それまでどう生きるべきかというところが変わってきました.

今は温かく死んでいきたいと思っています.孤独の中で寒く死んでいくのはいやだなと思っています.
では,どうすれば,どう生きれば温かくしんでいけるのか?
これも麻雀の話ですが,「天」というマンガがあります.
そのなかで「赤木しげる」という登場人物の言葉で
「あったかい人間はあったかく死んでいける」というものがあります.


心温かきは万能なり
今を温かい心で生きれば,死ぬ時も温かく死んでいけるのではないだろうか.
温かく生きるということは人のために生きていくことだろう.
今まではそういう基準でものごとを考えないようにしてきたから
人のためにと考えるのはすぐには難しいかもしれないけど
意識して自分を変えていきたい.
人のために生きていこうと思う.
そうすれば心温かき万能の人間になれる.
あったかい人間はあったかく死んでいける.

どう生きるべきか,その問題に答えを見つけることが出来た気がした
22才,11月2日の夜
僕はこんなことを考えていました.