永遠のモータウン (DVD) | 「Go For Finland ! 北欧へ行きたいのだ」の巻

「Go For Finland ! 北欧へ行きたいのだ」の巻

iittala/Arabiaなど北欧デザインに魅せられ、おカネなし君にもかかわらずスカンジナビア・デザイン・ツアー参加を決意♪ いつ行けることになるやら…。ま、なが~い目で見守ってやってくださいまし。

これ観ました(2度目なり)


Standing in the Shadows of MOTOWN /
(邦題)永遠のモータウン




東北新社
永遠のモータウン


60年代の音楽を語るうえで外すことのできない
「モータウン」


誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、そのキャッチーな曲達を
数え切れないほど産み出し、以降のポップミュージック・シーンに
多大な影響を与えたデトロイトのサウンド・ファクトリーです


スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
ダイアナ・ロス&ザ・スープリームス
マーサ&ザ・バンデラス
テンプテーションズ…


モータウン・サウンドが好きでも
じゃ、一体誰が演奏してた?って訊かれて
答えられる人は少ないです(ボクもそのひとり)


その答えは
「ファンク・ブラザーズ」と呼ばれる、
モータウンのスタジオ・ミュージシャンでした


ジャズ・ミュージシャンになりたくて、南部など各地から
集まった精鋭たちが、あの音楽を創りだしていたのだそう


○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●


前置きが長くなりましたが、この作品は
そんな彼らの足跡を辿るドキュメンタリー


途中、ファンクブラザーズと現役シンガーとのライヴを
交えながら語られるエピソードの数々は興味深い


当時の世相(人権運動やヴェトナム戦争)、
安かったギャラのこと、そしてメンバーの武勇伝
などなど

例えば、マーヴィン・ゲイの"What's Going On"のベースは
スツールに腰掛けられない程に泥酔したジェームス・ジェマーソンが
仰向けに寝そべって演奏したのだ、とかね


上司の武勇伝だと眠くなるだけなんですど…(笑)
彼らのだったら、ずーっと聞いてたい!



あ、それから途中に挿入されるライブもいいです



最後のエピソード、ジェームス・ジェマーソンの死から
ライヴ"Ain't Nobody High Enough"へのクダリ

MCがファンク・ブラザーズをこう紹介します


「皆さん、温かい拍手をどうぞ、
 デトロイトの音楽の不遇なる英雄たちです
(中略 メンバー紹介)
 音楽史上、最も偉大なヒット・マシーン
 ・  
 ジィーーー、ファンク・ブラザーズ!!!」


もう、ボクもいいおっさんですが
目がウルんでしまいました(笑)



○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●



最近公開された「ドリームガールズ」もそうでしたが
「モータウンの光と陰」の"陰"の部分を
クローズアップした作品です


ファンク・ブラザーズ再結成…、というよりも
なんだか「同窓会」みたいな和やかな雰囲気


きっと彼らがホントにやりたい音楽ではなかったかもしれないし、
スタジオに缶詰で過酷だっただろうし、その割に少ない収入のこと
なにより、70年代に入るまで自分たちの名前がクレジットに
載らなかったこと、そしてメンバーの死…など
楽しいことばかりでなく、苦悩に満ちていたのだろうけど


でも、みんな笑顔で当時を振り返る姿が印象的でした