ドル円は底堅く推移しています。

 短期金利差が大きいままであることが最大の要因です。一方で、長期金利差は縮小してきています。日本国債の10年物は2013年以来の1%レベルまで上昇です。日米の10年物金利差は3.44%。

 やはり、日米どちらかが金利を変更する(短期金利差が首相する)ときが円高に転換するきっかけとなりそうです。

 

 また、155円MIDから156円MIDにオプション行使価格が集中しているため、もうしばらく、155円台から156円台の動きが続くのでしょう。

 今日はユーロやスイスフランが弱いのですが、円以外にも売りの対象となる通貨が出てきたことで、円が集中砲火を浴びにくくなっているという面もドル円のレンジを抑制していると言えそうです。

 

 今日のNYK市場のレンジが注目されます。156-156.60に収まるのか、もう少し上方向に行くのか・・・