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評価:★★★★☆ 4.2
まずシンプルに見応えがありましたね!
実話を元にした映画らしいけど、時代背景や当時の雰囲気なんかはしっかり出ていたのではと感じました。
1962年のアメリカの設定。
タイトルになっているグリーンブックというものは、当時アフリカ系アメリカ人(所謂黒人)が利用出来るレストランやホテルなどが掲載されているロードマップの事。
物語は用心棒の職を失った男(白人)とピアニストである男(黒人)のロードムービー。
まぁここまでの説明でなんとなく見当がつく内容ではないかなぁと。
黒人蔑視みたいなのは織り交ぜてある。
まぁちょっと見ていて気分はよろしくはないんだけど、逆にスカッともする部分もあったりと。
でもこの映画は不当な扱いを受ける黒人を白人が助ける的な映画ではない気がする。
ヘンな話、主人公の白人も移民っていうルーツがあるしね。(ネイティヴではない)
単純に男と男の心を通い合わせる映画だと思いました。
アメリカの映画では久々に見終わって満足しました。
ラストシーンなんかもホロリときそうになったけど、それは悲しくてではなくハッピーなほうのホロリで。
これは自信を持ってオススメします!