最初に肛門科にかかってからもう10年以上経過しますので、少し記憶があいまいですが、非常に痛かったこと、出血がしばらく続いたことは覚えています。

診察は横になって行いました。

器械を入れる際にめちゃくちゃ痛かったのですが、これが原因でその後の肛門科受診から足が遠のいてしまいました。

この時はボラザを渡され、特に手術についても何も言われずでした。

 

その後、しばらく様子をみていましたが、5年くらい経過して、やはり全く治らずでむしろ悪化していきました。

毎回、排便時には痛みと出血があることも。

以前と同じところにはかかりたくなかったので、隣の県にある肛門科を受診しました。

 

そこの先生は問診でも目を合わさずで、あまり話もしない先生でした。

しかも診察時に痛みも強く、最初と同じで、出血も数日間続きました。

その時には肛門狭窄があるので手術しないといけないと、手術をすすめられましたが、家から遠いことや先生の印象があまりよくなかったので、結局はその後も数年が経過してしまいました。

 

次に行ったのは大阪の診療所でした。

ここは私の大学時代の知り合いが先生なのですが、それもあってずっと敬遠していました。

数十年ぶりに会うのに、お尻をみてもらうなんて、と。

あらかじめ電話で経過を説明、以前の診察時にかなり痛かったことなどを話してからの診察になりました。

当時は広島に住んでいましたので、仕事の用事があるときに合わせての受診でした。

診察は全く痛くなかったですし、痛かったら言ってね、といわれ、いままでの2か所とは違う感じ。

私としては手術せずに治せるなら、と期待したのですが、先生からは手術をすすめるとのこと。

もう数年早く来てくれてたら、手術しなくてもよかったかもしれない、最初にかかった頃にきてくれてたらよかったのに、といわれました。

もう少し早かったら、ブジーという方法や用手拡張を試していたとのことでした。

 

でも、他に様子みる方法もあるよ、といわれ、それが排便後に残便がないことを確認するために入れる坐薬でした。

便が固くなるのは、残便があり、スッキリとすべて出きってないから、とのことで、朝、夕に坐薬をしばらく続けることにしました。

朝は排便後、夕は寝る前に、肛門に残っている便を出し切るというものでした。

 

たしかに、坐薬を入れることになってから、すっきりした感じで、便の硬さも、以前よりましでした。

一時的には症状はよくなった感じでしたが、いつまで坐薬を入れるのか聞いたところ、手術しないなら一生いれないと、といわれてしまいました。続く。