前回からの続き。

 

一回目の手術は2021年7月中旬に受けました。

どういった手術をするのかは事前には説明はありませんでしたが、予想としてはLSISではなくSSGかな?と思っていました。

全身麻酔と言っても、挿管して呼吸器につなぐのではなく、酸素を投与されながら、自発呼吸がある状態で寝ているものでした。

おそらく、時間は30-40分程度ではなかったかと思っています。

術後の説明では、内痔核、肛門狭窄、慢性裂肛、偶然見つかった痔瘻に対して治療が行われ、狭窄に対してはLSISでした。

翌日や翌々日はむしろ痛みはあまりありませんが、数日から14日程度が結構痛みがあり、痛み止めを服用しました。

 

ただ、術後1-2ヶ月経過してから、先生からは思ったように広がっていないようなコメントが多く、外来の度に用手拡張をされました。

ただ、切れることはなくなり、術前よりもだいぶ楽になりました。

11月ごろにもうそろそろ通院は終わろうかと言われ、経過順調で良かったと思っていたところ、肛門の左側に小指頭大よりも少し小さめの膨らみができました。

痛みはほぼなく、排膿しているわけではなく、ただ膨れているといった感じです。

 

すぐに受診しましたが、当日に局所麻酔で切除しようということで切除してもらいましたところ、粉瘤という診断でした。

この傷はほぼ開放してあり、これが治るのにまた1−2ヶ月を要しました。

 

しかし、2ヶ月以上経過した頃に、。この傷の外側に点状の出血する傷があり、これが瘡蓋を張っては、数日でとれて出血を繰り返していました。

 

そのために、2022年3月にこの傷を治すこと、もしかして痔瘻かもしれない、ということで全身麻酔で治療を受けることになりました。

結果は、痔瘻が新たに見つかったので、その部分を治療したこと、この粉瘤切除部分は問題なかったこと、狭窄が思ったように治っていないために、SSGを追加したことを術後に説明されました。

この時に気になったのは、粉瘤部分の外側のポツンとした出血していた点の傷はどうなったのかと思っていましたが、あとで聞いたところ、この点は粉瘤の部分とは少しずれており、痔瘻の皮膚側の穴だったということのようです。